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《みどり区版》未来へつなぐ 橋本の歩み

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

2027年には、リニア中央新幹線の新駅が橋本駅付近に開業予定。「広域交流拠点」として、今後ますます発展することが見込まれる橋本地区です。その変貌の裏には、先人たちが築いてきた歴史と文化がありました。

■意外と知らない「橋本の歴史」
年々増加している新たな地域住民に橋本の歴史を広める活動をしている金山さん。これまでに「橋本郷土カルタ」の作成をはじめ、「橋本の文化財おさんぽマップ」や「橋本の歴史ガイドブック」、膨大な量の資料を約4年かけてまとめた「橋本郷土研究会資料復刻版」などを発行しました。
・詳しく知りたい人は、橋本公民館にお問い合わせください。(橋本の歴史を知る会代表 金山勝郎さん)

*本紙では、歴史の一部を紹介します。

◆マップ片手にぶらり歴史探訪「はしもとGO!」
「宿場町」として栄えた橋本地区。かつての大山街道でもある国道16号沿いには、今なお宿場町の面影が残っています。

▽橋本宿
境川周辺に相模国と武蔵国をつなぐ「橋本宿」がありました。享保21年(1736年)には、家が48軒あったと記録されています。その後、鉄道の敷設とともに駅が整備され、町の中心が現在の橋本駅周辺に移っていきました。

▽幻の鉄道
大正末期から昭和にかけ、多摩市一ノ宮から八王子市鑓水を通り、橋本・相原付近を経由して、城山地区の川尻・久保沢に通じる鉄道の敷設計画がありました。駅の予定地では起工式が行われるなど、開通に向けた準備が進んでいましたが、昭和恐慌などの影響で開通はかないませんでした。この鉄道は「南多摩」と「津久井」の頭文字を取り、「南津電気鉄道」といわれていました。

問い合わせ:橋本公民館 電話042-771-1051

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