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未来への拠点づくり再開!!

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

麻溝台・新磯野(A and A)第一整備地区土地区画整理事業特集号

大量の地中障害物を確認したことなどから、約3年にわたり事業の再建作業を進めていた「麻溝台・新磯野(A and A)第一整備地区土地区画整理事業」について、5月に事業再開を決定しました。
再開にあたり、これまでの課題や問題点、事業再開の決定理由、事業計画の見直し案の内容、今後の展望などについてお知らせします。

■課題に向き合い、新たな拠点の形成へ

初秋の候 皆様におかれましては、ますますご清栄のことと、お喜び申しあげます。
日ごろから市政の推進にあたりまして、ご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、大量の地中障害物が確認されたことなどにより、事業を一時立ち止まり再建を進めてまいりました「麻溝台・新磯野第一整備地区土地区画整理事業」をこの度再開いたしました。再開までの間、市民の皆様には多くのご心配やご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
この事業は、事業開始前の調査・準備に瑕疵がありながら、事業計画を決定したことに加え、事業着手後も職員による非違行為が行われたほか、大量の地中障害物が確認されていたにもかかわらず、課題や問題に向き合うことなく、放置したまま、市民への十分な説明も怠った中で進められていました。
また、間違っていることを正すことのできない当時の職場環境の中で進めた結果、事業全体が立ち行かなくなってしまい、私が市長に就任した平成31年4月の段階では既にこうした事態になっており、令和元年6月に事業の一時立ち止まりを決定いたしました。
事業の立ち止まり後は、内部検証や第三者委員会で指摘された多くの課題整理を踏まえ、再建に取り組み、事業計画の見直し案としてまとめました。
検討過程においては、地中障害物の掘削調査を継続した場合、当初事業計画の総事業費127億円が約541億円に増額してしまうことを確認した上で、事業費の圧縮と施行期間の短縮を図るための検討に取り組み、総事業費を約319億円まで圧縮いたしました。
見直し案の総事業費は増額しますが、当初の計画をあるべき姿に戻し、本事業の目的や効果に加え、市財政に与える影響、地権者負担などを総合的に勘案した結果、将来に向かって市が発展する上で必要な事業であると判断し、再開することを決定したものです。
今後は、本事業について、72万市民の皆様にご理解をいただく努力を重ね、地権者の皆様のご協力のもと、新たな拠点の早期完成に向け、全市一丸となって取り組んでまいります。
なお、事業が中断せざるを得ない状況に至ったことなどの真相の解明や原因の究明に努めるとともに、第三者委員会で指摘された組織風土の改革に、引き続き取り組んでまいります。
皆様には、改めて、本事業へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

相模原市長 本村賢太郎

問い合わせ:麻溝台・新磯野地区整備事務所
電話042-769-9254

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