《!》紙面の内容は6月22日時点の情報です。最新の情報は市ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。
■出場内定選手紹介
東京2020大会で活躍が期待される市ゆかりの選手をピックアップ。競技の説明と選手の得意技や強みも解説します。中継などで競技を見ながら応援しましょう。
《水泳/飛込男子 シンクロナイズドダイビング・3m飛板飛込》
◆坂井 丞 SAKAI Sho
1992年8月22日生まれ/南区出身・中央区在
2019年世界水泳選手権大会・男子3mシンクロ飛板飛込で7位になり、代表に内定(日本人第1号)
▽市との関わり
・市文化、スポーツ表彰受賞(2007~2019年)
子どもの頃から、さがみはらグリーンプールで練習。スポーツフェスティバルなど、市主催のさまざまなイベントにも出演
▽競技のポイント
・演技時間は約2秒! 短い時間でひねりなど、技の美しさを表現
・勝利のカギは高難度の演技で入水時の水しぶきを少なくすること
・シンクロは、2人が同時に演技するため、個々の技術だけでなく、同調性も採点。2人の息がぴったり合うかが重要!
▽飛込選手だった両親のもと、幼少期から飛込競技へ
飛込のサラブレッドともいわれる坂井選手は、高校時代からインターハイで3年連続の2冠を達成するなど、輝かしい成績を残しています。日本選手権では、個人で4連覇、シンクロでも5連覇を果たしました。今大会では、シンクロでペアを組む寺内選手との息の合った美しい演技に注目です!
《水泳/競泳女子 400・800m自由形》
◆小堀倭加 KOBORI Waka
2000年8月10日生まれ/緑区出身・在住
2021年第97回日本選手権水泳競技大会・女子400m自由形で優勝、女子800m自由形で2位になり、2種目で代表に内定
▽市との関わり
・市文化、スポーツ表彰受賞(2016~2020年)
子どもの頃から、さがみはらグリーンプールで練習。相模原ドルフィンクラブ(緑区橋本)出身(小学校~高校卒業時まで所属)
▽競技のポイント
・自由形の主流は最も速いクロール
・キックのタイミング、腕の向きなど、細かい技術やペース配分などの戦術にも注目!例えば、予選で前半から飛ばして圧倒的なタイムで決勝に進んだ選手が、決勝であえて前半はペースを抑えて、後半にスパートをかけるなど、選手によって戦術はさまざま
▽粘り強い泳ぎに注目!
高校時代に背泳ぎから自由形に転向した小堀選手の強みは持久力。中~長距離を中心に国内外の大会で活躍しています。市長との面会では、特に800mでの日本記録更新への意気込みを語ってくれました。
《スケートボード/男子ストリート》
◆白井空良 SHIRAI Sora
2001年11月3日生まれ/中央区出身
2021年ストリート世界選手権大会2021ROME 男子ストリートで3位になり、代表に内定
世界ランキング3位
※世界ランキングは6月22日時点です
▽市との関わり
・市文化、スポーツ表彰受賞(2019・2020年)
子どもの頃から小山公園ニュースポーツ広場で練習。市の魅力PR(市ホームページに掲載)などにも出演
▽競技のポイント
・東京2020大会から採用された新競技。ストリートとパークの2種類がある
〔ストリート〕階段、手すり、ベンチや坂道などを模した構造物が置かれた、街中を滑るようなコースで技を競う
〔パーク〕椀や皿をいくつも組み合わせたようなくぼみのあるコースで技を競う
・ストリートは、2つの方式で滑り、その合計点を競う
〔RUN方式〕持ち時間45秒で、コースを自由に滑って、技や滑りを競う。1人2回のラン(滑走)を行い、最高点が持ち点になる
〔BEST TRICK方式〕コース内にある障害物を1つ選び、技を1つ繰り出す。5回のチャンスのうち点数の高い4回が持ち点に加算
▽父親の勧めで始めたスケートボード
5歳のころから小山公園で磨いてきたオリジナリティあふれるトリック(技)を生かし、まだ20歳という若さで世界を舞台に活躍中。常識に捉われない、白井選手ならではの滑りに注目です!オリンピック種目となって初めてのメダル獲得が期待されます。
【柔道】
※世界ランキングは6月22日時点です
《柔道女子48キロ級》
◆渡名喜風南 TONAKI Funa
1995年8月1日生まれ
緑区出身
相原中学校卒業
相武館吉田道場(緑区相原)出身
世界ランキング3位
小外刈や多彩な足技が武器
《柔道女子63キロ級》
◆田代未来 TASHIRO Miku
1994年4月7日生まれ
八王子市出身
相原中学校卒業
相武館吉田道場(緑区相原)出身
世界ランキング3位
市文化・スポーツ表彰受賞(2008・2009年)
小外刈や内股、寝技も得意
《柔道女子57キロ級》
◆芳田 司 YOSHIDA Tsukasa
1995年10月5日生まれ
京都府出身
相原中学校卒業
相武館吉田道場(緑区相原)出身
世界ランキング3位
市文化・スポーツ表彰受賞(2010年)
切れ味鋭い内股が武器。寝技も得意
《柔道男子60キロ級》
◆髙藤直寿 TAKATO Naohisa
1993年5月30日生まれ
栃木県出身
東海大学付属相模高等学校、同中等部(南区相南)卒業
世界ランキング4位
市文化・スポーツ表彰受賞(2008~2011年)
足技に加え、肩車など多彩な技を持つ
▽競技のポイント
・階級(体重別)によって見どころが違う!
〔軽量級〕勝負のカギはスピード。軽快な体さばきで激しい組み手争いを制したら、一瞬で勝負を仕掛ける
〔重量級〕パワーが重要。豪快な投げ技や足技は見る者を圧倒!
・どんな試合でも勝負の行方は最後の1秒まで分からない。「技あり」を取られた選手は、起死回生の「一本」を狙う。最後に投げ技が決まり、逆転の一本勝ちをつかみ取る瞬間は圧巻
問い合わせ:スポーツ推進課
電話042-769-9245
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