令和3年度は「未来へのスクラム予算」
■市民が誇れるまち 希望あふれる未来の実現を目指して
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、市民の皆さんの命と健康を守り、新しい日常の下で活力を創出することなどを重要な視点としています。6つのまちの姿の実現を目指した、主な取り組みと予算の概要を紹介します。
〔 円〕内の金額は3年度の事業費
・SDGsの17のゴール
各分野の取り組みが関連するSDGsの主な目標(ゴール)を各項目に表示しています。
【市の主な取り組み】
《子育て・教育》
◆夢と希望を持って成長できるまち
▽学校教育の推進[4][10]
・さまざまな理由により中学校で学ぶことができなかった人へ学びの機会を提供する中学校夜間学級の設置に向けた準備〔1,995万円〕
・日常的なICT機器の活用による個に応じた学び、主体的で対話的な授業の実現〔8億1,197万円〕
・校舎改修やトイレの洋式化など教育環境の改善〔43億4,891万円〕
▽子どもを生み育てやすい環境の整備[1][3][16]
・妊婦健康診査や産婦健康診査の費用助成、産後ケア事業の推進〔4億1,200万円〕
・不妊・不育の悩みを持つ人に対する経済的な負担軽減を目的とした助成制度の拡充〔2億4,909万円〕
・保育所などの受け入れ枠の確保、保育人材の確保〔3億5,448万円〕
・ひとり親家庭の自立促進や養育費確保の支援など〔6,585万円〕
▽子ども・若者の育成支援[1][10][16]
・児童クラブの受け入れ枠の拡大に向けた施設整備や民間施設との連携など〔3億49万円〕
・児童に関する専門的な相談や一時保護、施設入所措置などを実施する児童相談所の運営〔1億6,541万円〕
《にぎわいづくり》
◆活力と交流が新たな価値や魅力を創造するまち
▽首都圏南西部における広域交流拠点の形成[8][9][11]
・リニア中央新幹線開業や小田急多摩線延伸等を見据えた橋本・相模原両駅周辺地区における都市基盤、土地利用等の検討や関係機関との協議など〔1億7,975万円〕
・リニア中央新幹線の建設促進に向けた取り組みなど〔3億1,056万円〕
▽市街地整備の推進と拠点の形成・活性化[8][9][11]
相模大野駅周辺の持続可能なまちづくりの検討、通行止めとなっている「季節の橋」の階段設置〔9,802万円〕
▽地域経済の活性化[8][9]
・リーディング産業、市外企業・本社機能の立地等への奨励金の交付など〔7億2,463万円〕
・中小企業への資金融資〔62億6,626万円〕
▽観光交流都市の形成[8][11][17]
本市の魅力ある観光資源のPR、マイクロツーリズム(近場や地元に目を向けて楽しむ観光)の促進〔1,120万円〕
▽東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取り組み[3][16][17]
自転車ロードレース競技や聖火リレー等の大会開催への協力、外国選手団の事前キャンプの受け入れ、レガシー創出に向けた取り組みなど〔2億4,982万円〕
《福祉》
◆笑顔で健やかに暮らせるまち
▽生活に困窮する人の自立支援[1][2][3]
生活に困窮し、さまざまな困りごとを抱えた人の自立に向けた就労支援や住居確保給付金の支給などの取り組み〔5億9,242万円〕
▽地域包括ケアシステムの充実と高齢者の社会参加に向けた取り組みの推進[3][11][17]
在宅医療と介護の連携の推進、認知症の人やその家族などへの支援の取り組み〔1億3,107万円〕
▽障害のある人の地域生活の支援と社会参加に向けた取り組みの推進[3][10][11]
障害などに関する理解の促進、重度の障害のある人の入所施設の生活環境の改善に向けた取り組み〔3,539万円〕
▽健康づくりの推進[3]
健康づくりに関する普及啓発、介護予防事業の充実、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施など〔6,831万円〕
▽人権の尊重と男女共同参画の推進[5][10][16]
人権・男女共同参画に関する啓発活動の実施、「(仮称)相模原市人権尊重のまちづくり条例」の制定に向けた検討、DV被害者の保護・支援等の取り組みの推進など〔3,965万円〕
《環境》
◆人と自然が共生するまち
▽地球温暖化対策[7][9][13]
2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロの実現に向けた中小規模事業者省エネルギー設備等導入支援、住宅用スマートエネルギー設備導入奨励金の交付など〔4,058万円〕
▽森林環境の保全・再生・活用[8][15]
森林や林道の整備・維持管理、人材育成や担い手の確保に向けた支援、さがみはら津久井産材の利用拡大など〔3,284万円〕
▽魅力ある公園づくりの推進[11][15][17]
相模原スポーツ・レクリエーションパークの整備〔5億281万円〕
《安全・安心》
◆安全で安心な暮らしやすいまち
▽新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策[3]
ワクチン接種の円滑な実施、相談センターの運営、PCR検査の実施、入院受け入れ医療機関に対する支援、宿泊療養施設の運営など〔46億8,280万円〕
▽災害対策の推進[11][13]
・災害時における「自助」「共助」の普及啓発、土砂災害ハザードマップの改訂、「マイ・タイムライン」の普及促進など〔3,527万円〕
・避難所などでの防災活動用資機材と消毒液等の感染症対策物品の充実〔3,663万円〕
・公共インフラの整備、老朽化に対応するための維持補修・耐震化等の安全対策など〔93億4,577万円〕
▽消防力の強化[11][13]
津久井消防署の移転整備、相模原消防署本署に2隊目の救急隊を配置〔1億4,416万円〕
問い合わせ:〔主な取り組みについて〕政策課
電話042-769-8203
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