本市には、市民が利用できる市民農園が59カ所あります。この数は県内トップ!屋外で楽しめる市民農園は、コロナ禍でも取り組みやすいレクリエーションです。皆さんも、野菜作りにチャレンジしてみませんか。
■市民農園ってなーに?
市が市民の皆さん(農家以外)に貸し出している農園です。自分で育てた新鮮な野菜を食べて農業に親しめるほか、余暇の利用や健康づくりなどにも役立ちます。
▽おすすめポイント!
・自由…決められた期間・場所ならば好きなものを植えられます。
※樹木などは不可
・仲間…区画が多く、たくさんの人が楽しんでいます。近所の人も多く、地域交流が深まるかも。
・土…野菜の栽培に適した農業用の土地で、広々と畑が作れます。
・得…20平方メートル(約11畳)を1万5,000円(2年10カ月間)で借りられる農園も。
▽農園を始めたきっかけと楽しさを伺いました!
上鶴間E農園の皆さん
・井上さん(農園歴20年)
子どものころから畑の手入れを手伝っていたので、自然と始めました。自分で育てた野菜の味は格別。買ったものでは満足できなくなります。分からないことは人に聞きながら覚えていくといいですよ。
・小林さん(農園歴12年)
テレビ番組で野菜作りのコーナーを見て興味を持ちました。プランターから始め、すぐに物足りなくなり、市民農園に申し込みました。農園があるとできることが広がるし、たくさんできた野菜をご近所に分けると喜ばれるのがうれしいです。
・関さん(農園歴28年)
農家の畑を見て、自分でもやってみたくなりました。場所や人によってやり方はいろいろ。ここの農園はベテランの利用者に相談できて安心感があります。
きれいに手入れされた関さんの区画。赤キャベツなどの珍しい品種が作れるのも魅力の一つ
▽淵野辺地区ふれあいガーデンクラブ
講習がある農園も
植える野菜とスケジュールが決まっていて、苗など必要なものも用意されています。野菜の適切な植え方などを月1~4回の講習会で教えてくれるので、始めたばかりの人でも安心して楽しめます。
・土の温かさ、空の広さを感じてほしい
同クラブオーナーの高橋三行さん
以前は定年後の余暇に利用する人が多かったですが、最近は子どもや孫と利用する人が増えています。「育てること」の大切さを教えたい人が増えたのかもしれません。
形が整った商品だけが野菜の正しい姿じゃない。実際に作ってみることで分かるいろいろなことを知ってほしいですね。
「都市農業の大切さや楽しさを多くの人に伝えられるのがうれしい」と話す高橋さん
■応募してみよう!
申込書の配布場所(募集案内付き):農政課、津久井地域経済課、緑・南区合同庁舎、各まちづくりセンター(橋本・本庁地域・大野南を除く)・公民館(沢井を除く)・図書館(相武台分館を除く)など
※市ホームページにも掲載
[★]レクリエーション農園(18農園 20平方メートル Pなし)
※( )内は募集予定区画数
〔緑区〕
・相原D(19)
・東橋本(26)
・下九沢(42)
〔中央区〕
・青葉(54)
・緑が丘B(12)
・上溝G(54)
・田名E(27)F(12)G(22)
〔南区〕
・当麻(78)
・新磯野(37)
・大野台B(23)
・西大沼(71)
・鵜野森A(43)C(47)
・御園(121)
・相南(66)
・上鶴間D(16)
[●]健康づくり農園(4農園 30平方メートル Pなし)
※( )内は募集予定区画数
〔緑区〕
・第5農園(33)
・第8農園(13)
・第9農園(21)
・第10農園(16)
[★●]共通
利用期間:4月~令和6年1月
管理料(2年10カ月分):1万5,000円
[◆]コミュニティ農園(1農園 50平方メートル Pあり)
利用者による委員会で管理運営
※( )内は募集予定区画数
〔中央区〕
・2006田名(9)
利用期間:4月~8年1月
管理料:年間1万円以内(委員会で決定)
対象:市内在住で、同一世帯に市民農園利用者がいない人
申し込み:2月12日(消印有効)までに、申込書を郵送で農政課へ
[◎]農家が開設している市民農園
各農園の位置図は広報さがみはらまたはPDF版をご覧ください。
▽ルールを守って楽しもう!
※ルール・マナーについて詳しくは、募集案内をご覧ください。
×車での来園(なしの農園の場合)
×雑草の放置
×ごみの放置
問い合わせ:農政課
電話042-769-8239
※市民農園について詳しくは市ホームページへ
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