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総合計画に基づいた『市の主な取り組みと予算のポイント』(1)

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

本市の将来へ夢と希望をつないでいくための、今年度の主な取り組みと、予算の概要を紹介します。

◆総合計画って?
人口の減少や少子高齢化の進行など、社会が大きく変わる中でも、誰もが夢と希望を持ち、安心して笑顔で暮らすことができるまちの実現が必要です。おおむね20年後を見据え、将来の相模原市をどのようなまちにしていくのかを示す未来の設計図となるのが、「未来へつなぐさがみはらプラン〜相模原市総合計画〜」です。

◆どんな内容?
本市の目指すべき将来像や6つの目指すまちの姿、その実現に向けた分野ごとの取り組みの方向などを示しています。
また、重点テーマ(少子化・雇用促進・中山間地域の各対策)を設定し、教育や福祉などの各分野をまたいだ取り組みを進めていきます。なお、この計画の推進が「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にもつながっていきます。
※SDGs…よりよい世界をつくるために、国連で決められた国際目標。持続可能な世界を実現するため、17のゴールを定めています。

◆SDGsの17のゴール
各分野の取り組みが関連するSDGsの主な目標(ゴール)を各項目に表示!
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界に
7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

◆子育て・教育
〔目指すまちの姿1.〕夢と希望を持って成長できるまち
▽子どもを生み育てやすい環境の整備「3・16」
《産後うつの予防や新生児への虐待予防のために》・・・2,253万円
・母子の心身のケアや育児をサポートする産後ケアの実施
・産婦健康診査の費用への助成

《保育所や児童クラブなどの待機児童の解消に向けて》・・・7億6,196万円
・保育人材の確保や保育所、公立児童クラブの整備、民間児童クラブとの連携などにより、保育所や児童クラブなどの受け入れ枠を拡大

▽学校教育の推進「3・4・10」
《誰一人取り残さない学びを保障するために》・・・4億8,168万円
・障害のある児童・生徒の教育的ニーズに応じて支援する介助員、看護師などの配置
・児童の学習を支援する学習支援員の配置、放課後補習の実施

▽困難を有する子ども・若者の支援の充実「1・10・16」」
《児童虐待への対応の強化に向けて》・・・1億6,627万円
・緑区合同庁舎内への緑区域を担当する班の事務室の設置による対応の迅速化
・民間施設を活用した一時保護専用施設の設置による環境改善

◆福祉
〔目指すまちの姿2.〕笑顔で健やかに暮らせるまち
▽障害のある人の地域生活の支援「3・10・16」
《共にささえあい生きる社会づくりに向けて》・・・5,610万円
・障害などに関する市民の理解の促進
・重度の障害のある人への支援体制を強化

▽高齢者福祉の充実「3・11・17」
《高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせるために》・・・3,368万円
・在宅医療・介護連携支援センターの設置により、医療・介護従事者への相談支援などの充実を図り、高齢者が安心して在宅療養できる環境を整備

◆安全・安心
〔目指すまちの姿3.〕安全で安心な暮らしやすいまち
▽地域防災力の向上「11・13」
《災害発生時の迅速かつ円滑な対応に向けて》・・・6,066万円
・防災訓練の実施、防災対策の普及啓発、防災資機材の整備などを実施

▽都市防災力の向上「11・13」
《今後懸念される大規模災害への対応に向けて》・・・128億3,077万円
・緊急輸送道路の確保や老朽化したインフラなどの安全対策を実施

◆賑わいづくり
〔目指すまちの姿4.〕活力と交流が新たな価値や魅力を創造するまち
▽広域交流拠点都市の形成「8・9・11」・・・4億2,796万円
・リニア中央新幹線の開業などを見据えた橋本・相模原両駅周辺地区のまちづくりの推進
・リニア中央新幹線の建設促進などの取り組み

▽東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取り組み「3・10・17」・・・1億8,164万円
《大会の成功に向けた運営協力やレガシー創出を目指したさまざまな取り組みを実施》
・自転車ロードレース競技の運営への協力
・ホストタウン交流事業、ブラジル・カナダの事前キャンプの受け入れ
・パラスポーツの普及啓発
・国際自転車ロードレース大会(ツアー・オブ・ジャパン)の誘致など、レガシー創出につながる取り組みなど

▽産業基盤の強化「8・9」・・・10億5,198万円
・本市経済をけん引するロボット・航空宇宙関連企業の誘致に対して奨励金を交付するなど、多彩な支援メニューによる戦略的な企業誘致の実施
・生産性の向上に向けた産業用ロボット導入支援の実施

◆環境
〔目指すまちの姿5.〕人と自然が共生するまち
▽地球温暖化対策と森林環境の保全「7・13・15」
《地球温暖化を防ぐために》・・・4,265万円
・住宅用スマートエネルギー設備の導入奨励
・次世代クリーンエネルギー自動車の普及促進
・中小企業の省エネルギー対策への支援

《森林環境を守るために》・・・3,423万円
・市有林の保全や計画的な造林の推進

▽魅力ある公園づくりの推進「11・15・17」・・・10億4,122万円
・相模総合補給廠共同使用区域内へのスポーツ・レクリエーションゾーンの整備
・遊具、樹木などの適正な管理・更新の実施

◆連携・協働
〔目指すまちの姿6.〕多様な主体との連携・協働により持続的に発展するまち
▽シビックプライドの醸成「11・17」・・・555万円
・市民の本市への誇りや愛着を高め、“さがみはらファン”を増やすための取り組みを推進

▽SDGsの推進「1~17」・・・1,066万円
・持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けたパートナー制度の創設や普及啓発を実施

計画の詳しい内容は市ホームページや各行政資料コーナーで閲覧できます
※冊子は各行政資料コーナーで販売。

主な取り組みについて問い合わせ:政策課
電話042-769-8203

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