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総合計画に基づいた『市の主な取り組みと予算のポイント』(2)

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

■R2年度は「希望のたすき予算」
市では、市総合計画基本構想で描く、本市の将来像を実現するために、行財政運営の構造を抜本的に見直す「(仮称)市行財政構造改革プラン」の策定に取り組んでいます。そのため、2年度の予算は、真に必要な経常的な経費などのほか、市民生活に直接関わる喫緊の課題に対応する経費や行政の責務として必ず実施しなければならない事業にかかる経費などを計上しました。

〈ポイント1〉公共施設の長寿命化事業を実施
昭和40年代〜50年代の人口が急増した時期に建設した学校や公民館などの公共施設の多くは、今後一斉に建て替えの時期を迎えます。「公共施設マネジメント」の考え方に基づいて、建物を長期にわたり安全で快適な状態に維持し、将来コストの平準化を図るための取り組みを着実に実施します。

〈ポイント2〉災害復旧費・災害救助費を確保
令和元年東日本台風により被害を受けた公共施設を復旧するための災害復旧費や、この台風で被災した人たちへ民間賃貸住宅を借り上げて提供するための経費、土砂などを除去するための経費などを計上しました。
また、大規模な災害が発生した時に応急的に必要となる救助のための経費についても、新たに計上しました。

〈ポイント3〉本市が目指す将来像の実現に向けた取り組みを実施
本市が目指す将来像の実現に向け、持続可能な社会の実現に向けたSDGsの推進、シビックプライドの醸成、人権尊重の取り組みなどに必要な経費を計上しています。

◆当初予算の状況
一般会計の規模は3,072億円(対前年度比 +48億円 1.6%増)

◆市の財政状況
家計での「貯金」に相当する基金と、学校施設の機能向上や道路の整備などのための「借金」に相当する市債の状況についてお知らせします。

▽基金の残高
基金は、計画的な財政運営や将来に向けて必要となる特定の事業に充てるために積み立てているもので、2年度末の基金残高の見込みは下表のとおりです。
なお、ふるさと納税などの寄附金は、その他特定目的基金に積み立てて、さまざまな事業に活用されています。

▽市債残高の推移
2年度末の市債残高は約2,733億円となる見込みですが、臨時財政対策債などを除く建設債では、前年度に比べ約65億円の減少が見込まれ、減少傾向にあります。
また、他の政令指定都市と比較可能な29年度普通会計決算では、臨時財政対策債を含む市民1人当たりの市債残高が、3番目に少なくなっています。
※臨時財政対策債…地方交付税の一部の振り替えとして市が借り入れる市債

予算について問い合わせ:財政課
電話042-769-8216

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