【質問】新たな都市拠点を創出するための一歩として4月に南北道路が開通したが、相模原駅北口地区整備の、今後の具体的取り組みは。
【回答】相模総合補給廠一部返還地は、広域交流拠点整備計画に基づき、導入すべき機能の検討や土地の処分について国と協議を行っている。なお、土地が処分されるまでの間は、東西道路の暫定整備を行うとともに一部返還地の活用として、市の事業の他、広く市民が利用できるよう進めていきたい。
【質問】南北道路は、現状では駅北口ロータリーと車で行き来できないが、アクセスした場合の課題と、解決に向けての今後の取り組みは。
【回答】北口ロータリーは、バスやタクシー等の公共交通が利用しており、当該道路から一般車が流入することにより北口ロータリー内の車両の錯綜が想定されるため、交通管理者との協議により、歩行者、自転車のみを通行可能とした。今後の取り組みについては、当該道路の交通量や駅利用者の動向を踏まえ、協議を進めていきたい。
【質問】小田急多摩線延伸について、昨年4月に国土交通省の交通政策審議会の答申で示された課題と、解決に向けた今後の取り組みは。
【回答】審議会答申では、収支採算性の確保や関係自治体による協調した検討等が課題として示された。
これを踏まえて、関係機関で構成する小田急多摩線延伸に関する関係者会議を設置し、収支採算性の向上につながる需要の確保策の検討等、課題解決に取り組んでいる。今後も、関係機関との連携を一層図り、全力で取り組んでいく。
【質問】リニア中央新幹線の準備工事の説明会が4月に行われたが、工事車両による渋滞や事故の危険性について、市の考えは。
【回答】JR東海は、施工ヤードにある車両の出入り口や周辺の交差点に交通誘導員を適切に配置する等の安全対策を講じ、工事用車両による交通への影響の低減のため、施工ヤード内に車両の待機場所を確保するとしている。
市としては、引き続き工事による交通への影響を注視し、必要に応じJR東海に適切な措置を求めていく。