▼歳入について、市税の増収が期待できない中、地方交付税や市債に依存し過ぎることなく、市民税の収納率の向上や自主財源の確保に努めてもらいたい。
▼市の将来を考えていく上で、本市への好意的な認知度を向上させていくため、シティセールスの更なる推進や企業向けトップセミナー等の開催についても更なる内容の充実を期待する。
▼保育所の待機児童対策について、潜在的待機児童の解消にも取り組むとともに、保育士の処遇改善に向けた施策の充実も願う。
▼平成29年度は、ロボット産業の振興に向けた取り組みを強化するが、経済成長を促すロボット産業の発展への積極的な取り組みに期待する。
▼国土交通省交通政策審議会の答申で、意義あるプロジェクトとして位置付けられた小田急多摩線延伸への取り組みについて、高く評価をする。今後は課題解決を図るとともに、一日も早い延伸の実現に向けた取り組みを望む。
▼人権施策について、平成29年度は市人権施策審議会を設置するとともに、市人権施策推進指針の見直しに向けて取り組むことは評価するが、障害者や子ども、女性などに対する人権意識の向上に向け、当事者を含めた幅広い意見を真摯に受け止め、取り組むよう要望する。
▼学校教育に係る予算の在り方は、財政が厳しい状況であっても児童・生徒ファーストの考え方で予算確保に努めてもらいたい。