▽開発事業基準条例の一部改正

　いわゆる開発逃れの抑制を図るための「一の開発事業とみなす基準」の具体的な内容が尋ねられるとともに、これまで企業が開発を逃れてきた具体的な事例が尋ねられた。また、「公共施設等の整備基準」について、変更点や改正の経緯が問われるとともに、歩道状空地の設置基準を一部緩和する理由が尋ねられ、安全面を考えた設置が要望された。さらに、２５０メートル以内に２５００平方メートル以上の特殊公園を除く都市公園が存在する場合に、公園設置緩和基準が適用される理由が問われた。また、開発行為に伴う小規模な提供公園について、公園の利用実態や社会的な効果等に対する市の考え方が尋ねられるとともに、当該公園において、開発業者から市が帰属を受けた遊具でけがをした場合の責任の所在、業者が遊具を設置する上で安全性よりも経費を重視していないかが問われた。さらに、「津久井地域の経過措置の廃止」について、改正の理由や、条例の適用範囲となる開発行為の面積、適用範囲外だが埋蔵文化財包蔵地である場合の協議の考え方が問われた。
【委員会―総員可決】

（委員会の審査）上程された議案及び陳情は、所管の委員会に付託され、細部にわたり審査されました。主な条例等に関する審査のあらましは上記のとおりです。