(質問)
公の施設の指定管理者制度導入から10年以上経過したが、制度に対する市としての評価は。
(回答)
利用者ニーズを踏まえた利用時間区分の変更など、指定管理者の創意工夫と柔軟な対応により、利用者の利便性の向上が図られるとともに、人員配置の見直しを含む効率的な施設の管理運営等により経費縮減が図られており、一定の効果があったと認識している。
(質問)
制度導入当初にうたわれた「民間の知恵とスキルの活用」から離れてしまう結果も出始めている。見直しも含め、制度そのものの検証が必要と考えるが、見解は。
(回答)
行政サービスの在り方を見直した上で、民間委託等の手法と比較し、指定管理が最適と判断した施設にこの制度を導入している。また、モニタリング等を実施し、市民サービス向上の状況を評価するなど、効果の検証を行っている。
(質問)
今回、選考により決定した環境情報センターの指定管理者候補団体が、施設の設置目的に沿った法人であると判断した理由は。
(回答)
当該団体は、これまで事業活動を通じて環境の保全や創造に向けた取り組みを進めるとともに、社会貢献として環境団体への支援や相模川の清掃活動等の取り組みを積極的に行っている。今回の提案でも、基準を超える評価を得ていること等から、施設の設置目的に沿った法人であると判断した。