(質問)
こども・若者未来局設置の目的と設置後の取り組みは。
(回答)
子どもや若者を取り巻く環境は、核家族化の進行や就労環境の多様化などにより大きく変化している。こうした状況においても、全ての子どもや若者が将来に夢や希望を持ちながら健やかに成長し、持てる能力を生かして自立・活躍ができる社会の実現に向け、多様な施策を総合的に推進するため、こども・若者未来局を設置するものである。設置後の具体的な取り組みは妊娠期から子育て期に係る切れ目のない支援を図るための拠点を各区に設置するほか、少子化対策の推進、子どもや若者の自立支援の充実などを行っていきたい。
(質問)
児童虐待への対応など、子どもや若者に対する施策の充実は。
(回答)
児童虐待への対応については、児童相談所の体制強化のほか、要保護児童対策地域協議会の調整機関への児童福祉司などの資格を有する専門職の配置などにより、児童虐待に関する後方支援や情報の一元化を図るなど支援の充実に努めていく。また、子どもの貧困対策や、困難を有する若者の支援については、ひとり親家庭等の生活実態の把握を進めるとともに、市子ども・若者支援協議会の枠組みを活用し、教育・福祉等の関係機関の連携を強化することで、一層の支援の充実を図っていきたい。
(質問)
子どもや若者が未来を描くことのできる施策等にも積極的に取り組むべきと考えるが、見解は。
(回答)
平成28年2月に策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、将来を見据えたまちづくりを進め、安心して結婚・出産・子育てができる施策の充実等を図り、次代のさがみはらを担う子どもや若者がより未来を描ける社会の構築に取り組みたい。
(質問)
未来を担う子どもや若者がまちづくりに参画できる仕組み作りが必要と考えるが、見解は。
(回答)
次代を担う子どもや若者が、自ら積極的にまちづくりに参画することは、子どもや若者が持つ豊かな感性や行動力を生かした魅力的なまちづくりにつながると認識している。このため市子ども・若者支援協議会への子どもや若者の参画を検討するなど、意見表明の機会の充実を図り、子ども・若者が夢や希望を持てる地域社会の実現につながるよう努めていく。