◇当初予算の状況
■予算特別委員会分科会の審査
2月25日、全議員による予算特別委員会が設置され、小野沢耕一委員長、大沢洋子副委員長が選出されました。予算特別委員会に付託された予算の、分科会での主なチェック項目は次のとおりです。
〇情報発信推進事業【予算額 2,092万円】
[事業概要]
テレビや新聞をはじめとするメディアへの露出獲得に向け、メディアへの積極的な働きかけを行うとともに、ソーシャルメディアの活用を中心とする情報発信力を強化することで、本市の様々な魅力を効果的・戦略的に発信する。
[チェック]
・令和4年度新規事業としての具体的な取組内容は。
・部局の枠を超えた事業展開を促す考えは。
・本市の魅力を市民が発信していくための取組は。
〇介護予防普及啓発補完事業【予算額 1,870万円】
[事業概要]
「いきいき百歳体操」等、介護予防事業の充実を図るほか、加齢性難聴の高齢者に対し、補聴器購入助成を含めた、補聴器の使用等による社会参加の促進等の介護予防モデル事業を実施する。
[チェック]
・補聴器購入助成事業を含めた介護予防モデル事業の具体的な内容や対象者数の見込みは。
・補聴器購入助成と併せて実施するアンケートの内容とその活用方法は。
・民間活用型の生活機能向上サービス事業の内容は。
〇再生可能エネルギー等利用設備設置促進事業【予算額 3,882万円】
[事業概要]
地域に再生可能エネルギーを最大限導入するため、促進区域設定に向けたゾーニング等を実施するほか、公共施設への太陽光発電設備等の導入に向けた調査を実施する。
[チェック]
・民間企業との連携についての考えは。
・ゾーニングの実施に当たって、地域への環境的な配慮は。
・公共施設への太陽光発電設備導入に向けてのイメージは。
〇民間住宅施策推進事業【予算額 4,229万円】
[事業概要]
高齢者向けの住まいに関する相談会の開催や、子育て世帯等への既存住宅の取得・改修に対する補助を行う等、誰もが快適で安心して暮らせる住環境の形成に取り組む。
[チェック]
・高齢者住まい探し相談会の事業概要と実績は。
・新規事業の子育て世帯等中古住宅購入改修費補助事業の内容や効果、想定される件数は。
〇中学校夜間学級事業【予算額 802万円】
[事業概要]
様々な理由により中学校で学ぶことができなかった方の教育を受ける機会を保障するため、中学校夜間学級における教育の充実を図る。
[チェック]
・他の自治体との、就学及び費用負担に関する協定の締結状況は。
・外国籍の入学者に対する日本語指導の対応は。
◇[議会のハテナ]予算特別委員会分科会って?
翌年度の予算がどのように使われるのかを議論・審査するため、全議員を構成員として設置されるのが「予算特別委員会」で、審査の能率を図り、詳細に検討するために5つの「分科会」を設置しています。各分科会の委員は、それぞれ対応する常任委員会の委員と同じです。