詳しい内容については市議会ホームページをご覧ください。(掲載は発言順)
【反対討論】日本共産党
(1)昨年度は赤字と推計して財政運営されたが、過去最高の100億円の黒字の決算となった。コロナ禍での市民、地域経済支援のために、市独自財政を投入して、税金を生かすべきであった。
(2)国保税滞納世帯の財産調査の結果、生活保護基準以下の方が存在する。子どもへの均等割廃止や減免基準の見直し等の早期実施を求める。
【賛成討論】颯爽
(1)コロナ対策としての公共施設閉鎖について、子ども食堂等の柔軟な利用は評価するが、一方的な閉鎖ではなく、市民との信頼関係や公共施設の役割を考えるべきである。
(2)全ての子どもに学びを保障するため、オンライン授業の環境整備について、学校や教師による違いを格差にしないよう丁寧な対応を求める。
【賛成討論】公明党
(1)串川・道志川の洪水ハザードマップの改定や、ペットの同行避難をはじめ、新型コロナウイルス感染症対策も反映した避難所運営マニュアルを作成、配布したことを高く評価する。
(2)子どもを産み育てやすい切れ目のない支援の環境整備を進めるための産婦健康診査事業、産後ケア事業及び産前・産後サポート事業の実施や、特定不妊治療費助成事業の拡充について高く評価する。
【賛成討論】市民民主
(1)コロナ対策に適時取り組めるよう15回に及ぶ補正予算を組んだ中で、財政調整基金の活用や、不用になった事業費を減額して他の事業へ充当する等、臨機応変に対応してきたことは評価するが、15回の補正予算によって見えにくくなった当初予算の持つ重みは、しっかり検証していく必要がある。
(2)行財政構造改革プランについては、今後議論を進めていく中で、長期的な財政状況を的確に把握し、適切な財政運営に努めてもらいたい。
【賛成討論】自民党
(1)コロナの打撃を受けた地域経済を活性化するため「さがみはら39キャッシュバックキャンペーン」等の経済対策事業を実施したことを評価する。
(2)GIGAスクール構想(※)が着実に実りつつある。引き続き児童生徒の学びを保障するため、オンライン授業の実施に向けた環境整備等、更なる活用を要望する。
(3)コロナという特殊な要因はあったが、多額の不用額が生じたことは課題で、予算を最大限有効に活用し、市民生活に真に必要な施策を迅速かつ柔軟に執行するよう強く要望する。
《用語解説》
※GIGAスクール構想
1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのない教育ICT環境を実現する。