• 今日24/15
  • 明日25/13
文字サイズ

いま、市民後見人が求められています!

22/54

神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

高齢化社会を迎える中で、認知症や知的・精神障害などにより支援を必要としている人が年々増えています。そのため市では、判断能力が十分でない人を支援する地域の身近な存在として、市民が後見活動を担う市民後見人の養成や、後見人になった後の活動の支援などを行っています。あなたも、地域を支える市民後見人として活躍してみませんか。

■市民後見人とは
成年後見制度で定められた後見人として、親族以外の市民の立場で後見活動を行う人です。支援を受ける人と同じ地域住民が、市民感覚を生かした細やかな支援をすることで、地域の支え合いに参画する人材になることが期待されています。
▽成年後見制度とは
認知症や知的・精神障害などにより判断能力が十分でない人の権利を守るため、家庭裁判所によって選ばれた後見人が財産管理や福祉サービスの契約などを行い、本人の権利や生活を支援する制度

【気負わず「お隣さん」や「お互いさま」の気持ちで】
私は、相談員として仕事をしてきた経験を地域に生かしたいと思い、市民後見人になりました。今は施設にいる人の市民後見人として、施設の入所手続きをしたり、本人が入院したときに様子を見に行ったりと、さまざまな活動をしています。市民後見人としての活動は特別なことではなく、本人から学ぶことや元気をもらうことも多くあります。
(市民後見人として活動中のBさん)

▽こんな活動をしています
本人が安心して暮らすためのサービスの調整や、日常的な金銭管理などを行います。
・定期的な訪問や見守り
・さまざまな手続きの代理・サポート
・家庭裁判所へ報告

■市民後見人になるには
相模原市で市民後見人になるには、市が実施する研修への参加が必要です。
▽平成30年度の研修スケジュールと流れ
〔30年度〕
6月:説明会
9月:基礎研修(法律や制度の座学など)
12月~:実務研修(裁判所での手続き書類の作成など)
1月~:実践研修(グループホームや制度を利用している人への訪問など)
〔31年度〕
4月~:現場研修(グループホームや制度を利用している人への訪問など)
3月~研修修了者登録
〔32年度以降〕
・会議で後見人候補者を選定し市が裁判所に推薦
・裁判所が選任→市民後見人として活動スタート

▽研修を受けて
研修を受ける前は不安もありましたが、法律からコミュニケーション方法まで専門家から多くのことを学べ、日頃聞けない話もあり、充実した内容でした。1年間の現場研修では、年間を通じて特定の人の支援を行うことで、いつ何をする必要があるのかなど、生活の流れが把握でき、実際の後見人活動に役立っています。
(市民後見人として活動中のCさん)

▽まずは説明会へ
研修に参加するには、事前説明会への参加が必要です。

対象:市内在住の25歳以上
定員:各100人(申込順)
申し込み:6月20日までに、直接か電話、ファクスに住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、参加希望日、「市民後見人養成研修事前説明会」と書いて、さがみはら成年後見・あんしんセンター(電話042-756-5034、FAX042-759-4382)へ

■4月から「さがみはら成年後見・あんしんセンター」を開設
同センターでは、認知症高齢者、知的・精神障害のある人の日常的な金銭管理や福祉サービス利用の支援、成年後見制度に関する専門的な相談への対応を行っています。
所在地:あじさい会館2階(市社会福祉協議会内)
問い合わせ:同センター 電話042-756-5034

問い合わせ:中央高齢者相談課 電話042-769-8349

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル2階
   相模原市
〒252-5277 神奈川県相模原市中央区中央2-11-15

相模原市より市民のみなさまへ大切な情報をいち早くお届けします マイ広報さがみはら

MENU