~明るい未来への応援予算~
今回の予算は、「誰もが共に理解し、支え合うまちづくり」「夢と希望があふれるまちづくり」「将来にわたり、活力と魅力に満ちたまちづくり」の3点を市政運営の重要な視点として編成を行いました。誰もが将来に夢と希望を持ち、安全で安心して暮らすことができる地域社会を実現するため、子育て・教育環境のより一層の充実や、「新・相模原市総合計画 後期実施計画」の着実な推進に取り組みます。
◆当初予算のポイント
▽一般会計予算 予算の規模は過去最大
2,935億円
(対前年度比1.5%増)
前年度から42億円の増額
▽重点的な取り組み
・子どもの貧困対策
・学力保障など
に関する事業
▽義務的経費(※1)は引き続き増加
〈29年度〉1,802億円⇒〈30年度〉1,844億円(+42億円)
扶助費(※2)の増加(+40億円)
※1 人件費や公債費など、支出が義務付けられ任意に削減できない経費
※2 生活保護費や医療の給付費など
▽行政改革の推進
事務事業の精査・見直し(効果額約2.4億円)や扶助費の見直し(効果額約6.0億円)などを実施
◆予算額 2,935億円
一般会計(福祉や教育、道路や公園の整備など、基本的な行政サービスに関わるもの)の予算についてお知らせします。
▽ポイント
市税の増収や、国からの補助金、小・中学校や道路の整備などのために発行する市債を見込んでいます。また、債権回収の強化などにも取り組みます。
▽ポイント
子どもの貧困対策や学力保障の取り組みなどに重点を置きました。子育て支援、福祉、医療体制の充実、防災力の向上、広域交流拠点の形成、産業振興などにも取り組みます。
▽市民1人当たりの予算額…40万6,123円
※算出方法 30年度一般会計予算額÷30年1月1日時点の人口(72万2,688人)
・総務費(市民活動支援など)3万5,243円
・民生費(福祉や医療など)16万9,832円
・衛生費(保健や清掃など)3万3,194円
・商工費(産業や観光振興など)1万7,169円
・土木費(道路や公園整備など)3万2,446円
・消防費(消防や救急活動など)1万535円
・教育費(学校教育や生涯学習など)6万7,575円
・公債費(市債の返済)3万6,440円
・その他3,689円
◆財政の状況
▽税金
30年度の市税収入は、1,272億円に増加する見込みです。これは、市立小・中学校の先生の給与支給事務が県から市へ移ることに伴い、県から税源が移ってくるものと、給与所得や景気の回復基調に伴う増収を見込んでいるためです。
▽貯金
市では、市の貯金である財政調整基金へ、前年度の剰余金の半分以上を積み立てています。近年は福祉に関する支出の増加などに対応するため、残高は減少傾向です。30年度末には約62億円を見込んでいます。その他、特定の目的のために積み立てている基金もあります。
▽借金
市の借金のことを市債と呼んでいます。公園や道路などは長期間にわたって利用されるため、その建設費用を将来の市民の皆さんにも負担していただくことも市債を発行する理由の一つです。市債残高のうち、建設債は減少傾向にあり、臨時財政対策債は増加傾向にあります。臨時財政対策債の償還金については、その全額が国の地方交付税措置の対象となっています。
※予算について詳しくは「相模原市 予算」で検索
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