2014年12月に打ち上げられ、小惑星リュウグウまで往復6年の旅を続けている「はやぶさ2」。今年6~7月にいよいよリュウグウに到着。その後、表面の物質を採取して2020年に地球へと持ち帰る予定です。
中央区にあるJAXA相模原キャンパスは「はやぶさ2」の生まれ故郷。ほかにもさまざまな宇宙科学ミッションがここで進められています。
区内各地区では「JAXAがあるまち」という特長を生かして、地域への愛着や関心を高めてもらおうとさまざまな取り組みが行われています。
◆淵野辺駅周辺の「宇宙」をテーマにしたまちづくり!
JAXA相模原キャンパスの最寄り駅である淵野辺駅周辺では、「銀河をかけるまち・ふちのべ」をテーマに、街灯や通りの名称などに「宇宙」にちなんだものを取り入れ、地域が一体となってまちを盛り上げています。
・通りの名称の看板
・商店街のアーケード
・歩道のタイル
・マンホールのふた
・オーロラデッキにある街灯
◆JAXA相模原キャンパス宇宙探査交流棟オープン!
「宇宙」をより身近に感じることができるようになりました。
所在地:由野台3-1-1
日時:午前10時~午後5時30分(入館は午後5時15分まで)
休館日:月曜日(祝日等を除く)、祝日等の翌日
※この他臨時休館日あり
JAXA広報担当 大川拓也さん
交流棟は、宇宙探査の様子を見学できる場所です。宇宙を遠い世界と思っているかもしれませんが、この中央区から宇宙につながっていることを、JAXAに来て感じてもらえたらうれしいです。
問い合わせ:JAXA相模原キャンパス 電話042-759-8008
◆【商店街でも】「にこにこ星ふちのべ商店会の宇宙関連商品」
にこにこ星ふちのべ商店会 会長萩生田康治さん
「はやぶさ」の応援企画として始めました。JAXAに来た際には、ぜひ商店街にも遊びに来てください。
・星に願いを
冷たいそばかうどんの上に多彩な具材で星空をイメージ
問い合わせ:そば遊彩 大松 電話042-752-2006
・銘菓はやぶさ
「はやぶさ」の焼印が押されたまんじゅう
問い合わせ:宝来堂 伊藤製菓舗 電話042-752-2179
・ローストチキンいとかわ
「はやぶさ」の目的地「イトカワ」がモチーフ
問い合わせ:肉のハッピー 電話042-758-4129
・はやぶさ手拭・はやぶさ2ベーゴマ
問い合わせ:つるや呉服店 電話042-752-2011
◆【地域でも】宇宙に楽しむ地域の学習教室「子どもと大人、共に学ぶ宇宙教室」
JAXA相模原キャンパスがある中央地区では、世代間交流を図りながら、将来宇宙飛行士が誕生して欲しいという願いを込めた、夢と希望あふれる学習教室を開催しています。
◆【ちょっとこぼれ話】新田稲荷神社の呼ばわり山」
その昔、迷子や行方不明者を尋ね当てることができると信じられていた小丘。小惑星探査機「はやぶさ」が宇宙のかなたで消息を絶ったとき、はやぶさのプロジェクトマネージャであった川口教授が発見祈願に毎夜のように訪れていたそうです。その後「はやぶさ」は無事に帰還しました。
問い合わせ:中央区役所区政策課 電話042-769-9802
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