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めざせ、満点飼い主 ~ペットを適正に飼うために必要なこと~

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

ペットを飼う場合は、ペットの幸せを考えながら、周囲の人にも迷惑を掛けないよう配慮し、ペットとの暮らしを気持ちよく楽しいものにしましょう。

■ペットを捨てないで!
ペットを飼い始めたら、大切な家族として最期まで飼育するのが飼い主の責任です。飼う前に、引っ越しや入院をした場合などにもペットを飼い続けられるか、よく考えましょう。また、ペットも年を取ると、治療代や介護が必要になる場合があるので、10年後、15年後のことも考えましょう。

■飼い主さんへ
◆犬編
▽散歩のときは必ずリード(引き綱)を付けて
犬を放すことは条例で禁止されています。犬を正しくコントロールできないと、犬のかみつき事故や交通事故につながり大変危険です。また、ロングリードを長く伸ばすと犬を制御できないため、他の人や犬に跳び付く恐れがあり危険です。リードを長く伸ばして散歩することは止めましょう。
▽自宅でふんとおしっこをさせてから散歩に
外出先でふんをしたら、必ず飼い主が拾いましょう。おしっこもにおいが残るので、水で洗い流すなどの後始末をしましょう。
▽飼い主を明示
犬の登録をし、毎年、狂犬病の予防接種を受け、犬鑑札と注射済票を犬の首輪などに着けましょう。併せて、マイクロチップの装着もお勧めします。

◆猫編
▽室内で飼育
猫は、環境を整えれば室内で十分に暮らせます。交通事故や病気、失踪、周囲へのふん尿被害を防ぐためにも、室内で飼育しましょう。
▽不妊去勢手術を
猫の不必要な繁殖を防ぐために、手術をしましょう。手術をすることで、ストレスの軽減や病気の予防にもなります。
▽猫用トイレを設置
排せつ物は小まめに片付け、いつも清潔に保ちましょう。
▽飼い主を明示
首輪に飼い主の連絡先を書いた迷子札を着けましょう。併せて、マイクロチップの装着もお勧めします。

■野良猫の世話をしている人へ
▽無責任に餌を与えない
餌を与えるだけでは、地域に猫がどんどん増えてしまいます。地域内で猫が嫌われないように、トイレの設置や不妊去勢手術を併せて行うなど、無責任な餌やりとならないようにしましょう。

■地域猫活動 ~野良猫の問題を解決する1つの方法~
地域猫活動とは、野良猫を原因とする地域の環境問題の解決や、野良猫をこれ以上増やさず、徐々に数を減らすことを目指して、住民と行政が協働して取り組むものです。
▽活動の流れ
1.地域に、猫による環境問題を解決するための活動であることを説明し、理解と合意を得る
2.地域の猫を把握し、猫の不妊去勢手術を実施
3.餌を与える場所と時間などのルールを決めて、餌を管理
4.猫用トイレを設置・管理

■市ではこんなサポートをしていいます
▽猫の不妊去勢手術助成事業補助金
飼い猫の不妊去勢手術の費用の一部を補助する制度です。手術前に手続きが必要ですので、お問い合わせください。

▽猫の相談会と譲渡面接会
・相談会(月2回)
家庭や地域の猫に関する相談に応じています。
・譲渡面接会(月1回)
猫を譲りたい人と譲り受けたい人が参加し、新しい飼い主を探すための面接を行います。
※日程や申し込み方法など、詳しくは市ホームページをご覧になるか、今後の広報さがみはらをご覧ください。
「人と猫との共生社会支援事業」猫の相談会と譲渡面接会(相模原市公式ホームページ)
※譲渡には条件があります。詳しくはお問い合わせください。

▽地域猫活動モデル事業
この事業に登録して地域猫活動を行う場合、市が不妊去勢手術の費用を負担します。詳しくはお問い合わせください。

問い合わせ
生活衛生課 電話042-769-8347
同課 津久井班 電話042-780-1413

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