保険給付費などの歳出について、保険税や国・県からの補助金などでは賄い切れないため、決算補塡等を目的として、一般会計から約29億円の繰り入れをしている厳しい財政状況となっています。
◆歳入
▽繰入金の内訳(80億円)
・法定外繰入金(決算補塡等目的) 28億6,656万円
本来国民健康保険の被保険者の保険税から賄うべき費用を、広く市民全体から負担していただいているものであり、削減すべき費用です。
※1.法律に基づき行っている低所得者に対する保険税の軽減分の補塡など
※2.被保険者を対象とした保健事業費や保険税の条例減免分の補塡など
◆歳出
▽増加する1人当たりの保険給付費※
被保険者の高齢化や医療の高度化による影響などで毎年約4%上昇し、5年間で1人当たり約4万円も増えています。
※主に本人負担分を除いた医療費
◆国民健康保険事業特別会計の財政健全化について
決算補塡等を目的とした法定外繰入金を段階的に削減するため、具体的な取り組みや数値目標を定めた「市国民健康保険財政健全化方針」(平成29年10月策定)の下、適正な保険税率の設定や収納率の向上、医療費・保険給付の適正化などに取り組んでいきます。
※詳しくは市ホームページをご覧ください。
平成28年度 国民健康保険事業特別会計(事業勘定)の決算状況(相模原市公式ホームページ)
問い合わせ 国民健康保険課 電話042-707-7023
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