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通学路を安全に 地域で見守る子どもの笑顔

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

登下校中の子どもたちを交通事故などから守るために、市とたくさんの人たちが、さまざまな形で協力しています。今号では、地域の見守り活動の様子や市が実施している安全対策の取り組みなどを紹介します。

■私たちが登下校時を見守っています
▽〔気軽に見守る〕 ながら見守り活動
通勤の途中や庭の手入れをしながら、登下校時を見守る活動。活動者は、黄色いバンダナを身に着けて、登下校中の子どもたちにあいさつや気を配ることで見守りしています。

▽〔地域で見守る〕 学校安全活動団体(見守り隊)
PTAや地域が主体となり、登下校時の見守り活動を実施。市は、活動費の助成や団体間の情報交換会を開催するなど、活動を支援しています。
・定期的に最近の状況を情報交換
※活動費の助成や活動を希望する人は、近くの小学校へ相談してください。

・夢の丘小子どもの安全見守り隊 白井 稔さん
安全な登下校のためには、大人が近くで見守ることが大切です。
私は交差点で登校班が全て通過するのを見送ってから、最後尾について学校まで一緒に歩き、危険がないか見守っています。
やりがいがある活動だなと感じています。

▽〔危険な場所で見守る〕 学童通学安全指導員(有償ボランティア)
信号がない交差点など、特に危険な場所では、有償ボランティアが活躍。旗振りなどで子どもたちに交通安全を指導しています。
※通学路上に学童通学安全指導員が必要な場合や活動を希望する人は、近くの小学校へ相談してください。

・宮上小学校 学童通学安全指導員 浅井 彩さん
3年前に、自治会から推薦していただいたことをきっかけに指導員を始めました。月に4~9日程度、下校時の通学路指導を担当しています。
交代で信号機の無い交差点に立ち、横断時に安全を確認するのが主な役目です。
通学路の見守りは、毎日でなくても参加できる活動なので、ぜひ多くの方にご協力いただきたいです。

●できるときに できることから始めてみませんか
通学路の見守り活動には、皆さんの協力が必要です。この特集で紹介した見守り活動に興味を持った人は、学務課へお問い合わせください。
※活動内容など詳しくは、市HPをご覧ください。

■危険な箇所にはカラー舗装などの対応も
▽通学路改善要望
通学路上の危険箇所について市は、学校とPTAから改善の要望を受け、必要に応じて現場の確認と併せて警察や道路管理者などに対応を依頼します。
※直近3年間の対策箇所や対応状況は、市HPをご覧ください。

▽安全対策の例
・通学路の路肩を緑色に塗るカラー舗装
・速度抑制を促す路面表示
・警察が交通違反などの警戒強化

▽スクールガード・リーダーを配置
元警察官など交通安全に関する知識を持った人を市が任用。専門的な視点で、通学路の点検や見守り活動者への支援などを実施しています。

・通学路点検で確認した危険箇所
市HP(広報さがみはら掲載の二次元コード参照)に掲載の「通学路危険箇所マップ」で確認できます。見守り活動者が参考にするなど活用されています。

通学路の安全対策について、詳しくは広報さがみはら掲載の二次元コード参照

自転車に乗るときにも、交通ルールを守ろう。
詳しくは、「自転車の事故を防ごう」の記事を見てね

■そのほかの安全対策
▽学校施設
学校に防犯カメラを設置し、校門に看板を掲示。侵入者を速やかに把握できるだけではなく、防犯カメラの設置を掲示することで、不審者侵入の抑止効果もあります。

問い合わせ:学校施設課
電話042-769-8281

▽公園など
遊具を安全に利用できるように、利用推奨年齢を表示。小さな子どもも高学年の児童も無理なく遊べる遊具が一目で分かります。

問い合わせ:公園課
電話042-704-8906

問い合わせ:学務課
電話042-769-8282

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