普段の生活で感じた課題の解決や目的の達成などに向けて、市民と市、市民同士が活動しています。現在は活動していなくても、ほんの少し皆さんが動くことで、住んでいる地域・社会をよくすることにつながります。できることから始めてみませんか。
【自治会】
・市内の自治会
自治会は、自分たちの住んでいる地域を、明るく住みよいまちにするために、みんなで協力して活動する自治組織です。市内に583の自治会があり、活動しています。
・どんな活動をしているの?
普段はごみステーションの管理、子どもの見守りや防犯活動、地域のお祭りなどをしています。
・いざというときには
地震や台風などの災害時は、近所同士の協力が大きな力となります。大地震が発生すると、行政からの救出・救助に最低3日かかるといわれ、一人ひとりが取り組む自助とともに、地域や身近な人同士が一緒に取り組む共助が非常に重要です。災害に強いまちづくりのためにも、普段から地域でのつながりをつくることが大事です。
[interview]
■グリーンハイツ町田(南区鵜野森)自治会長 大貫悠太さん
・若手自治会長
・趣味はフルマラソン(2時間58分)
▽1人の住人の草刈りから活動の輪が広がりました
・自治会に携わったきっかけ
引っ越してきた住宅で管理組合の理事長をやったことをきっかけに、自治会を立ち上げる決心をしました。ここへ来る前は自治会への関心はなく、どちらかというと後ろ向きな考え方でしたが、管理組合の理事の順番が回ってきたときに理事長を引き受けたことが今につながっています。
・象徴的な活動
同じ住宅の伊藤さんが、荒れていた敷地内の草刈りを来る日も来る日も1人でしていました。当時、あまり面識もなかった伊藤さんに思い切って声を掛けて2人で草刈りをしていたところ、次第に協力してくれる人たちが現れました。敷地がきれいになって役に立てたという達成感・充実感もあり、地域のつながりも広がった、私たちの自治会にとって象徴的な活動です。
・地域で災害の備えを
災害が起きたときに、ご近所同士が当たり前のように助け合える関係を作りながらここに住んでもらいたい、という思いが強くあります。つながりこそが災害への最大の備えになり、そのサポートをするのが、自治会の一番の役割だと思っています。いかにご近所付き合いを活発にするかを考え、住人同士がつながるきっかけになるようなイベントなどをして、いざというときにためらいなく助け合えることを目指しています。
・自治会活動への思い
私たちの自治会は、都合が悪いときは休んで無理なく活動できるようにしています。草刈りでもそうですが、困っている人を助けたい、まちをより良くしたいと思っている人は、たくさんいると感じています。ただ、少しのためらいがあるだけかなと。少しだけでもいいので、皆さんも地域の自治会活動に参加してほしいと思います。もしかしたら人生観が変わるような経験をするかもしれませんよ。
■自治会活動に参加してみませんか
わずかな個人の行動でも積み重なると、地域を支える大きな輪になります。自分のできる範囲で気軽に参加してみませんか。
自治会に加入することで、さまざまな割引サービスなど特典を受けることができる自治会員専用割引(JichiPass)が利用できます。
自治会活動や加入方法、JichiPassについては、市自治会連合会HP(広報さがみはら掲載の二次元コード)をご覧ください。
問い合わせ:市民協働推進課
電話042-769-8226
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