救急業務の円滑化のため、マイナ救急に関する実証事業を実施しています。
※実証事業は令和8年3月まで実施予定
■マイナ救急とは
マイナ保険証を活用し、より迅速・円滑に医療情報を収集する取り組みです。救急隊は、タブレット端末を使ってマイナ保険証から受診歴や処方薬などの情報を確認でき、搬送する医療機関の選定や救急車内での処置に役立てています。病気やけがで苦しむ本人や気が動転している家族などから正確に情報を収集できます。
・マイナ保険証は、健康保険証が登録されたマイナンバーカードだよ
※詳しくは広報さがみはら掲載の二次元コード参照
■マイナ保険証はこんなに便利
例
・搬送される人は…病歴や処方されている薬などを正確に伝えることができる
・救急隊員は…円滑な搬送先医療機関の選定や適切な処置ができる
・搬送先の医療機関では…治療の事前準備ができる
■もしもに備えて…
手元にマイナ保険証がないとマイナ救急は利用できません。
▽マイナ保険証はいつも持ち歩きましょう
※原則、本人の同意の上で情報を閲覧。ただし、意識がないなど、本人の同意が難しく、生命や身体の保護のために必要な場合は、同意を得ずに閲覧することあり
■マイナ保険証を利用した救急搬送の流れ
[1]119番通報入電
消防指令センターの通信指令員が、速やかに「どこで」「誰が」「どうしたのか」などの必要な情報を聞き取り、マイナ保険証の準備を依頼
[2]出場
救急隊が直ちに現場へ
[3]到着・情報収集
現場に到着。
(1)マイナ保険証を預かり、タブレット型端末で読み込む
(2)氏名や生年月日、医療機関の受診歴、処方薬などの情報を閲覧する
(3)搬送する医療機関の選定・連絡、救命処置を実施
[4]搬送開始
医療機関へ向かう
▽持っててよかったマイナ保険証
マイナ救急が役立った事例を紹介します
・高齢者のみの夫婦で、情報収集が難しかったが、マイナ保険証から情報を収集できた
・外出先の事故でお薬手帳を持っていなかったが、薬剤情報が分かった
・頭痛の症状が強く会話が難しかったが、マイナ保険証から情報を収集できた
・本人は意識障害で、家族も通院歴などがわからなかったが、マイナ保険証から情報を収集できた
問い合わせ:救急課
電話042-751-9142
■マイナンバーカードはメリットがいっぱい
▽マイナンバーカードって何?
さまざまなことに利用できるICチップ付きプラスチック製カードです。顔写真のほか、氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバーが表示されています。
〔メリット〕
・本人確認書類になる
・健康保険証として利用できる(要利用登録)
・各種証明書をコンビニで取得できる
・窓口に行かなくても行政サービスが利用できる など
使えるサービスいろいろ!今後も拡大予定だよ
▽本当に安全?
さまざまな悪用を防ぐ仕組みがありセキュリティ対策は万全です。
例えば
・顔写真付きのカードでなりすまし防止
・ICチップにプライバシー性の高い情報は入っていない
・オンライン手続きにはパスワードが必要
・不正に読み出そうとするとICチップから情報が読み出せなくなる仕組み
・紛失してもいつでも利用停止できる
▽どこで作れる?
オンラインや郵送、相模原駅マイナンバーカード申請特設窓口などで申請ができます。
問い合わせ:マイナンバーカード普及促進室
電話042-769-8309
※詳しくは広報さがみはら掲載の二次元コード参照
■マイナ保険証の利用登録はしていますか?
マイナンバーカードを健康保険証として利用できます。この機会にマイナ保険証の利用登録をしましょう。
使える医療機関は、ステッカーやポスターが目印だよ!(広報さがみはら参照)
〔メリット〕
・データに基づき、より良い医療を受けられる
・高額医療の限度額を超える支払い免除手続きが不要になる
・マイナポータルで確定申告時に医療費控除ができる など
▽どうやって利用登録するの?
マイナポータルや医療機関、セブン銀行ATMなどから利用登録できます。詳しくは広報さがみはら掲載の二次元コードから
※利用登録にはマイナンバーカードが必要です。
問い合わせ:マイナンバー総合フリーダイヤル
電話0120-95-0178
<この記事についてアンケートにご協力ください。>

