【住まいで】
■住まいの耐震対策をしましょう
大規模地震は、いつ起こるか分かりません。被害を最小限に食い止めるためにも、過去の地震災害を踏まえた建物対策などで備えましょう。
●一戸建て住宅の耐震に係る補助金
▽戸建住宅耐震診断補助金の追加募集
予定件数に達していた、耐震診断補助金を追加募集します。耐震改修工事を希望の人も、耐震診断から実施する必要があります。
対象:昭和56年5月31日以前に市内に建築した一戸建て住宅に住んでいる所有者か、その配偶者か1親等の親族
※耐震改修工事後に居住予定の人も対象
募集件数:20件(抽選)
[公開抽選会]
日時:9月20日(金)14時から
会場:市役所会議室棟
申し込み:9月5日~18日(必着)に、電話の上、申請書などを建築政策課へ
●その他の地震対策に係る補助金
▽簡易な地震対策
▽危険なブロック塀などの撤去
事業着手前に申請が必要です。要件、申し込み方法など詳しくは、市HP(広報さがみはら掲載の二次元コード参照)をご覧になるか、お問い合わせください。
■マンション・一戸建て住宅の無料巡回相談
▽マンション
昭和56年5月31日以前に建築した分譲マンションについて、専門技術者がマンションの集会室などに出向いて耐震相談に応じます。
対象:市内の分譲マンション管理組合など
※派遣の必要性などを事前に協議。詳しくはお問い合わせください。
▽一戸建て住宅
区役所などで、専門家が一戸建て住宅の耐震に関する自宅の無料耐震相談会を定期的に実施しています。
対象:市内の一戸建て住宅の所有者など
※事前予約が必要。建物の図面があれば、より詳しい相談が可能。自分で耐震診断ができる簡単な診断表の用意あり
■通電火災を防ぎましょう
これまでの大地震発生時には、停電から電気が復旧することで火災(通電火災)が多く発生したといわれています。
▽通電火災から人命や家屋を守るために
・自宅から避難する前に電気のブレーカーを切る
・感震ブレーカーを設置する
▽感震ブレーカーとは
大きな揺れが発生したときに、自動的に電気の供給を遮断する装置
・感震機能付きの分電盤
・感震機能を持たない分電盤に取り付けて、重りの落下などで電力供給の遮断を補助する「簡易タイプ」などがあります。
問い合わせ:危機管理課
電話042-769-8208
問い合わせ:建築政策課
電話042-769-8252
【自宅で】
■家庭に住宅用消火器を備えましょう
令和4年に全国で発生した住宅の火災のうち、消火器での初期消火で約60%が消火できました。消火器は持ち運びができ、消火能力が高いので、いざというときに有効です。
▽住宅用消火器とは
一般の住宅で使いやすいように開発された消火器
・ホースがないものもあり、誰でも火元を狙いやすい
・消火薬剤の詰め替えや消火器内部の点検不要(使用期限あり)
・適応火災が絵で表示されているので、必要な用途のものを選べる
消火器はホームセンター、量販店などで購入できます。日本消防検定協会の検定合格証が付いているものを選びましょう。
〔住宅用消火器の適応火災表示例〕
・普通火災適応
・天ぷら油火災適応
・電気火災適応
・ストーブ火災適応
▽消火器の使い方
(1)安全栓を引き抜く
(2)火から1.5〜2m離れ、ノズルを火元に向ける
(3)煙などで見づらくても、しっかり火元を狙う
(4)小型(1.5kg)のものは約12〜18秒間薬剤を放出。最初の10秒が勝負
(5)消火を確認。消えたと思っても再び発火する可能性あり。薬剤が出なくなるまで放出を
※市消防・消火器の使い方(動画)は広報さがみはら掲載の二次元コード参照
▽日頃の備え「防災ガイドブック」
災害時にあなたと家族の命を守るため、地震発生時の動きや避難所・避難場所などの防災に欠かせない情報をまとめた「さがみはら防災ガイドブック」を改めて確認し、正しい知識の習得と日頃の準備をしましょう。
問い合わせ:危機管理課
電話042-769-8208
問い合わせ:予防課
電話042-751-9117
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