■前夢木さん宅の場合
前向きに家の対策を話し合った一家
・施設に入るときには家は売るか貸したらどうかな
・今のうちにいらないものは片づけておきましょう
・リフォームや処分費用も積み立てないとね
・誰が管理すればいいかな
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10年後のおうち
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管理され活用されている前夢木さん宅
・リフォームして賃貸したら収入にもなって助かった
・キレイだから近所の人も安心しているみたい
■先ノ橋さん宅の場合
話し合いを先延ばしにした一家
・家は売らん!
・相続の話なんて切り出せない…
・なんとかなるでしょ…
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10年後のおうち
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空き家になり放置された先ノ橋さん宅
・住まなくなったら一気に傷みだしたな… 自然災害も心配だ
・近所にも迷惑をかけてるけど、どうしたらいいのか分からないな…
■空き家を取得した経緯の約55%が「相続」※
財産として家を残しても、子どもの住まいが遠方にあるなど、相続した家が放置されるケースが増えています。また、生前の親の意向が分からず売却に踏み切れないなど、家族内での相談不足が空き家の有効活用の支障になっています。
※国土交通省 令和元年空き家所有者実態調査
家を有効に活用するためには、親世代が元気なうちに話し合い、持ち主の思いを共有しておくことが大切です
問い合わせ:住宅課
電話042-769-9817
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