もうすぐゴールデンウイーク。家族で出かける計画を立てている人も多いのではないでしょうか。今回は市内の初心者向けハイキングスポット陣馬山と、さらにハイキングを楽しむための注意点を紹介します。
1.陣馬山 360度の大パノラマ
標高855m。歩きやすく初心者にも人気で、高尾山からの縦走もできる
所在地:緑区佐野川(東京都と隣接)
アクセス:藤野駅から神奈川中央交通「和田」行きバス5分「陣馬登山口」下車
※和田峠・陣馬登山口付近に駐車場あり
・登山口付近は舗装され歩きやすいコース。写真を撮って自分だけのハイキング日記を付けてみよう
・コース各所には歴史を感じる石碑などがある
・複数あるコース上には案内板が設置。自分の位置を常に確認しよう
・白馬の像が見えたら頂上はもうすぐ!
・頂上で記念撮影
・頂上からの絶景を満喫しよう!
~もっと!相模原の山~
2.景信山 人気漫画ゆかりの地
標高727m。高尾山と陣馬山のほぼ中間に位置し、富士山をはじめ、関東平野を一望できる展望が魅力
3.城山(小仏城山) 歴史探訪コースも
標高670m。高尾山と景信山の間に位置し、景信山との間に、甲州街道の関所が置かれた小仏峠がある。小仏峠から下山すると、小原宿本陣を抜け相模湖駅へ向かうコースが楽しめる
※2、3は、陣馬山と高尾山の縦走コース(約10km)上の山。いくつもの山の尾根を渡り歩く「縦走」は、単独の山とは違った風景が見られるので、慣れてきたらチャレンジを
4.嵐山(相模嵐山) 初心者向け
標高406m。相模湖駅から登山口まで徒歩20分、登山口から頂上まで30分の手軽なコース。頂上は、産霊宮水上神社があり、相模湖などを望める「かながわの景勝50選」の一つでもある
5.石老山 天皇陛下が登った山
標高702m。関東百名山、藤野15名山の一つで、相模湖の南に位置し、多数の奇岩が有名。相模湖駅からバス8分「石老山入口」バス停から登山道があるほか、篠原からのコース、相模湖方面から大明神展望台を経由するコースなどがある
○蛭ヶ岳 上級者向け。県内最高峰!
標高1,673m。山北町との境、丹沢に位置し、頂上には山小屋もある。数日かけて踏破するコースが人気
○藤野15名山 制覇を目指そう
今回紹介した陣馬山をはじめ、石老山、鷹取山などを藤野15名山に認定。市観光協会HPにあるパンフレットを参照
その他のハイキング・登山コースは、市HP、市観光協会HPから
■山歩きを楽しむための準備
ゆっくり歩いて小まめに休憩を
・服装 脱ぎ着しやすい服を重ねて
・登山靴 つま先や靴底が固く防水性があるものを
・リュックサック 疲労対策に腰ベルトがあるものを。荷物は背負って手を自由にしておこう
・雨具(かっぱ) 雨・風・寒さに対応できる優れもの。防水性と透湿性が高いものを
・食料、飲料水、登山地図
■覚えて安心。山歩きのマナーとルール
自然を守るためだけでなく、自分たちの安全にもつながります。必ず守りましょう。
・登山道以外に踏み込まない
・ごみを持ち帰る
・動植物などを持ち帰らない
・すれ違う人とあいさつを
・コースの下調べを入念に。トイレポイントも要チェック
■備えて安心。 登山届の提出を
・アプリでも可能に!
「ちょっとしたハイキングで登山届は面倒だし必要ないよね」と思っていませんか。山では急なけがや悪天候などのトラブルがつきもの。自分の安全と家族の安心のため、登山届を提出しましょう。コースを設定したら、そのまま登山届を提出できるアプリもあります。
問い合わせ:広聴広報課
電話042-769-8200
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