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■歴史のある相模の大凧まつり
相模の大凧まつりの歴史は古く、約190年前の天保年間(1830年ごろ)からといわれています。当初は、個人が子どもの誕生を祝って揚げ、次第に豊作祈願、国家的な意義を象徴するものとして地域の風習となりました。本格的な大凧行事として開催されるようになったのは、明治中期ごろからです。今でも毎年地域で生まれた子どもに祝い凧が贈呈されています。
■相模の大凧まつり
日時:5月4日(祝)・5日(祝)午前10時~午後4時
※大凧揚げは風の状況によって実施
会場:相模川新磯地区河川敷
4つの会場で大凧揚げを実施
・上磯部会場…三段の滝下広場
・下磯部会場…磯部頭首工下流広場
・勝坂会場、新戸会場…新戸スポーツ広場
※会場へは公共の交通機関でお越しください。
■相模の大凧を大解剖!
▽題字
題字には赤と緑を使い、赤色は太陽を、緑色は大地を表しています。毎年募集し、今年は「勝風」に決まりました。
▽サイズ
大きさは一番大きいもので8間(14.5m四方・128畳分)、重さは約950kgです。
▽凧揚げ
各会場、大凧保存会の会員が50人〜100人がかりで揚げます。凧揚げには風速10m〜12mが必要です。
問い合わせ:新磯まちづくりセンター
電話046-251-5242
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