本市と横浜市を結ぶ横浜水道道のうち、今回は市内緑区から中央区を経て南区までの約14kmのハイキングコースを市マスコットキャラクターさがみんと一緒に紹介します。いつもなら気にせず通り過ぎてしまう道や場所を、のんびり歩いてみませんか。
■横浜水道道ハイキングコース例
所要時間:約4時間
距離:約14km
・橋本駅南口
↓バス[橋57]約20分
・古清水バス停(緑区大島)
↓0.5km、徒歩約10分
・横浜水道道緑道(田名地区)
↓8km、徒歩約120分
・相模原沈殿池(南区下溝)
↓0.5km、徒歩約10分
・県立相模原公園、相模原麻溝公園
↓3.4km、徒歩約50分
・横浜水道道緑道(相模台地区)
↓1.5km、徒歩約20分
・小田急相模原駅北口
▽スタート
古清水のバス停で降りて、いざ水道道へ
・もっと!立ち寄りスポット
老人福祉センター渓松園は、円形型の外観が特徴的。昭和9(1934)年に竣工した旧大島送水井(送水ポンプ施設)の建物を生かして改修し、今も市民に親しまれています。
設立50周年を記念したパネル展を開催中
▽田名北小学校付近
十字路ごとに設置されている複数の石柱(車止め)。緑道の下には現在も水道管が通っているため、トラックなどの重い車両が通らないように設置している
▽県立相模田名高校付近
県立相模田名高校を過ぎると、緑道の両側は開けた農地に。きれいに舗装された道は学生の通学路や近所の人の散歩コースに
・やぶの中からちらっと見えた姿は…まさかのキジ?!(飛び立った直後の音声のみ市HPで公開中)
・さまざまな鳥のさえずりが楽しめる緑道。街なかで自然を感じられるのも相模原の魅力の一つ
・道沿いには「背伸ばしベンチ」や「あしのばし」といった散歩途中でストレッチができるベンチなどを設置している
▽相模原沈殿池
野鳥観察スポットとしても人気のある相模原沈殿池
▽県立相模原公園、相模原麻溝公園
相模原麻溝公園を抜ける途中で、女子美術大学と横浜市水道局が協同制作した横浜水道の案内看板を発見。横浜水道の歴史や水道管の大きさなどが紹介されている
横浜水道道緑道に隣接する県立相模原公園せせらぎの園地区は、川のせせらぎや四季の花などを楽しめる
▽横浜水道道緑道(相模台地区)
横浜水道道は東林間方向へ。道の両脇には遊具などが整備された箇所もあり、在日米陸軍相模原住宅地区に突き当たるエリアは「御園水路公園」として、親子の憩いの場になっている
・もっと!立ち寄りスポット サウザンロード相模台商店街
約1kmも続く商店街には、老舗や相模原お店大賞受賞店など、さまざまなお店が並び活気にあふれている
サウザンロード相模台商店街にあるキッチンハウスティモは35年以上続く昔ながらの洋食・喫茶店
所在地:南区南台6-17-22
■知ってたのしい横浜水道道の歴史
横浜水道は、明治20(1887)年に日本で初めて創設された近代水道です。津久井郡三井村(現・緑区三井)~久良岐郡横浜村(現・横浜市西区)の野毛山浄水場の約44kmを結ぶため、鉄管や資機材の運搬用としてレールを敷き、トロッコを使用して水道管を設置しました。この水道導水路の一部区間が、現在、緑道・遊歩道として整備されています。
参考『横浜水道130年史』、横浜市HP「水道のPR」
・「水道みち『トロッコ』の歴史」看板
横浜水道道には、道の由来や全ルートの地図が描かれた案内看板が設置されている。今回のハイキングコース上には市内11カ所のうち6つの看板が点在
■アプリで挑戦!「健活!チャレンジ」応募受け付け中!
一定時間継続して歩く散歩やハイキングは、手軽にできる有酸素運動。生活習慣病の予防やストレス解消に効果的です。本市では1日平均5,000歩以上歩くと景品が当たる「健活!チャレンジ」を実施中。市内を散策するときは、アプリをダウンロードしてチャレンジしてみてください。
日時:2月28日(火)まで
対象:市内在住か在勤・在学の20歳以上
※参加方法など詳しくは、市HPをご覧ください。
問い合わせ:健康増進課
電話︎042-769-8274
■初心者から上級者まで ウオーキング・ハイキングコース
本市には、街なかハイキングのほかにも陣馬山の登山など、多種多様なハイキングコースがあります。自分の体力・体調などに合わせて、さまざまなコースを歩いてみてはいかがでしょうか。
・陣馬山山頂からの壮大な景色は一見の価値あり
・季節ごとに表情を変える道保川公園。雪化粧を見られるのはレア?
問い合わせ:広聴広報課
電話042-769-8200
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