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他人が吸っているたばこの煙を吸ってしまう受動喫煙は、たばこを吸わない人の健康にも悪影響を及ぼします。
■受動喫煙は病気の危険が高まる
脳卒中や虚血性心疾患、肺がん、乳幼児突然死症候群(SIDS)などのリスクが高まります。受動喫煙での年間死亡者数は、約1万5,000人といわれ、深刻な問題です。
■間違えやすい受動喫煙防止対策
次の方法では、受動喫煙を防げません。
×換気扇の下で吸う…換気扇では、たばこの有害物質は除去できません。
×空気清浄機を使う…たばこの粒子成分(ニコチンやタール)は除去できても、ガス成分(発がん性物質など)までは除去できません。
×加熱式たばこを吸う…紙巻きたばこと同様に有害物質が多く含まれます。
×ベランダで吸う…近隣の家にたばこの煙が流れ、周囲の人に受動喫煙をさせてしまうことがあります。
■取り組む受動喫煙対策
望まない受動喫煙をなくすため、たとえばこんな配慮を
★車内に子どもや非喫煙者がいるとき、人が集まりやすい場所では吸わない
★子どもや患者など、特に配慮が必要な人が集まる場所の近くでは吸わない
問い合わせ:健康増進課
電話042-769-8055
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