多くの尊い命が奪われ、社会に大きな衝撃と深い悲しみをもたらした県立津久井やまゆり園事件から、間もなく6年がたとうとしております。
改めまして、事件で犠牲になられた方々に哀悼の意を表しますとともに、心身に傷を負われた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
昨年完成した新園舎では、利用者の皆さまが新しい生活をスタートされており、本市といたしましても、県や関係団体との連携を図りながら、利用者お一人お一人に寄り添った支援に努めてまいります。
事件を決して風化させることなく、あらゆる人の尊厳が守られ、誰もが安心して笑顔で暮らすことができる「共にささえあい 生きる社会」の実現に向け、引き続き私自身が先頭に立ち、障がいに関する理解促進や地域生活の支援、権利擁護など、障がいのある方が地域の一員として暮らしていくための諸施策を力強く進めてまいります。
相模原市長 本村賢太郎
■市のこれまでの取り組み
「共にささえあい生きる社会さがみはら障害者プラン」を策定し、各種施策を推進しています。
・「共にささえあい 生きる社会」を理念に掲げた理解促進、パラスポーツの体験を通した障害者理解
・成年後見制度の利用促進のための無料相談会などの開催、障害者差別解消に向けた研修会や事業者への啓発
・医療的ケア児などの支援を調整するコーディネーターの配置や看護する支援者の養成、強度行動障害支援者研修の市単独開催
・緊急時の短期入所施設の整備支援、重症心身障害児を支援する事業所の確保
問い合わせ:高齢・障害者福祉課
電話042-707-7055、FAX042-759-4395
▽ともに生きる社会 かながわ憲章
県は共生社会の実現に向けて取り組んでいます。
問い合わせ:県共生推進本部室
電話045-210-4961、FAX045-210-8854
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