■中央区にワイン醸造所完成!
令和3年3月、本市が「さがみはらのめぐみワイン特区」に認定され、市内の特産物を原料としたワインなどの製造規制が緩和されました。
市内にある八咲生農園が、この制度を活用し上溝地区に醸造所を建設。来春のワイン出荷に向けて準備を進めています。中央区で育ったブドウがワインになるのももうすぐです!
▽一般的なワインの製造過程
(1)原料の加工
ワインに適さないブドウを除去し、果汁を搾りやすくするために果粒を軽くつぶす
(2)発酵・圧搾
果汁を果皮や種子と共にタンクに入れ、アルコール発酵させた後に、圧あっさく搾機などでプレスして果汁を搾り出す
(3)熟成
発酵したワインをタンクに入れて熟成させ、ろ過をして不純物を取り除き、瓶詰めをする
・醸造所外観(※施設の見学などは現在できません。)
・圧搾機…機械内に果実を入れて圧縮することで、果汁を搾り出します。
・貯酒用タンク…発酵したワインを入れて、熟成させます。
生産者さんからのコメント
▽地域に愛されるワイン作りにまい進
八咲生農園 森山さん
ブドウの栽培を始めて約7年。天候などに左右され、前年までの経験が通用しないことが多く、試行錯誤の連続でした。醸造所の建設では、たくさんの方々にご協力を頂いて、念願の自社醸造までたどり着くことができました。
八咲生農園では市内6カ所でブドウを栽培しており、今後も拡大していく予定です。中央区内でも4カ所、約5,000平方メートルの畑で8種類1,600本のブドウをワイン用として栽培しています。
これからも、経験の積み重ねと試行錯誤は続きますが、収穫体験や醸造体験など一緒に盛り上がるイベントなどを企画し、地域の皆様に愛されるワインを作っていきたいと思います
※ワインなどに関する問い合わせはこちら
Eメールi.moriyama@daishin-sangyo-gp.co.jp
問い合わせ:中央区役所区政策課
電話042-769-9802
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