みずみずしいおいしさで人気のキウイフルーツは、秋が旬の果物です。健康効果も期待できる、おいしい市内産キウイフルーツを楽しんでみませんか。
■相模ブランドのキウイフルーツって?
市果実組合では、生産したキウイに「相模」の名を冠してブランド化に取り組んでいます。レッド系キウイは、完熟すると日持ちしないため、市場に出回ることが少なく、産地だけで手に入るレアな品種。ゴールド系やグリーン系も、こだわり抜いて作られた逸品です。ぜひ味わってみてください。
◆ぜひ食べ比べてみてね!
※( )内は市内で作られている品種名
▽相模レッド(紅妃)
旬:10月下旬ごろ[お早めに!]
小さめの実で皮表面の毛は短い。糖度がぶどうと同程度と最も高く、酸味が少ない
▽相模ゴールド(センセーションアップル、ゴールデンキング、東京ゴールド)
旬:10月下旬~11月中旬[長く楽しめるよ!]
品種が多くそれぞれの違いが楽しめる。高い糖度と弾力のある食感
▽相模グリーン(ヘイワード、香緑)
旬:11月下旬~12月中旬[お楽しみに!]
果肉はキウイの代表的な色。爽やかな甘味と適度な酸味
◆生産者に聞きました!
市果実組合キウイフルーツ部会長
たち屋 長谷川さん
▽地元で愛されるキウイフルーツを作りたい
キウイ作りを本格的に始めたのは8年ほど前。その頃初めて食べたレッド系の品種の甘さと華やかさにびっくりし、みんなにも食べてもらいたいと思い、レッド系をメインに作り始めました。
現在は県の農業技術センターの指導員に講習に来てもらい、部会全体でキウイの品質向上に取り組んでいます。相模ブランドが浸透することで生産者が増え、相模原の皆さんに、おいしいキウイを届けるのが夢です。食べてくれたお客さまからの応援の手紙や「おいしかった」という声が励みになっています。
相模レッドが去年よりも大きく育ってます!お楽しみに!
▽長谷川さん直伝! 完熟の見分け方
キウイは白いところが一番甘くておいしい部分。頭とお尻をつまんで弾力が感じられれば完熟です。側面を押すと果肉がつぶれてしまうので、売り物に触れるときは注意を
管理栄養士に聞きました!
■キウイフルーツって体にいい?
キウイフルーツは生で食べられるので、加熱や調理によって失われやすいビタミンCやカリウムなどを取ることができます。
・ビタミンC
ゴールド系はグリーン系の約2倍の含有量!酸化防止作用、鉄の吸収促進、体内のコラーゲン生成などの働きがあります。
・カリウム
ナトリウム(食塩の成分)を体の外に出しやすくする作用があり、食塩の取り過ぎを調整するのに役立ちます。
・食物繊維
グリーン系はゴールド系の約2倍の含有量!ビフィズス菌などの善玉菌を増やして腸内環境を整えたり、血糖値の急激な上昇を抑えたりする作用があります。
▽おやつや朝食に取り入れましょう!
半分にカットしてスプーンですくえば、忙しい朝でも手軽です。また、カットしたキウイフルーツをヨーグルトに入れるのもお薦め!
■相模ブランドのキウイフルーツはどこで買える?
▽直売所
・たち屋
所在地:中央区宮下本町2-25-6
電話080-7806-7980
・SATOキウイファーム★
所在地:中央区上溝691-11
電話070-2150-3236
・みさわ園★
所在地:南区東大沼1-12-39
電話042-744-0533
・今井園
所在地:南区西大沼2-52-20
電話042-743-4304
・JA農産物直売所 ベジたべーな
所在地:中央区青葉3-1-1
電話042-851-3583
・JA農産物直売所 ベジたべーなmini
所在地:中央区中央6-10-10
電話042-755-3659
※販売時期などはお問い合わせください
▽キウイ狩りができるところも
★の農園では、キウイフルーツのもぎ取りを体験できます。秋のレジャーに、家族や友達と出掛けてみませんか。
・酸味の少ない相模レッドは子どもたちに大人気
▽相模レッドを使ったスイーツもあります!
スイーツでも相模レッドが大活躍!生クリームやチーズとの絶妙なバランスをぜひお楽しみください。
相模レッドのタルト・チーズケーキパン・純生サンド
取扱店:カフェトガシ
所在地:中央区中央1-10-15
詳しくは同店HPへ
問い合わせ:農政課
電話042-769-8239
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