国の調査では、障害のある人が学校を卒業した後、交流や学びを続けられる場が少ないという結果が出ています。そこで、本市では、相模女子大学と連携してインクルーシブ・プログラム開発事業に取り組み、全ての人が交流したり学び続けたりするにはどうしたらよいのかを考えています。
■インクルーシブ・プログラム開発事業とは
発達障害や知的障害のある若者が生涯を通じて学び、余暇を楽しむことができる環境はどうしたら作れるのかを研究する取り組み
※インクルーシブとは…全てを含むという言葉で、さまざまな特性を持つ人たちが共に過ごすことを意味しています。
■市と地域貢献に力を入れている相模女子大学が発達障害のある人と一緒に研究
◆3つの柱で実践!
▽講義中心「セミナー」
興味・関心に合う講義を通して、他者との交流をする
オンライン開催で心理学や哲学など大学の専門講義を受講しました。
▽フィールドワーク型「リサーチ」
参加者自らが、興味・関心のある事柄についての調査をする
障害のある人もない人も一緒に交流や学びを続けられる仕組みづくりを調べるため、11月に、先進的な取り組みをしている神戸大学で「障害のある人が学びたくなる大学ってどんな大学?」をリサーチ!
▽グループワーク主体「ゼミ」
⼤学のゼミと連動したグループへ参加し、交流をする
参加者同士で日常の悩みを相談することで、自分自身やお互いの理解が深まり、交流も円滑・活発になりました。
詳しくは「『共に生き、学べる社会』に必要なこと」の記事をご覧ください。
問い合わせ:市発達障害支援センター
電話042-756-8411
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