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《福祉》津久井やまゆり園事件から5年『共にささえあい 生きる社会を目指して』

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

社会に衝撃と深い悲しみをもたらした津久井やまゆり園事件から間もなく5年がたとうとしております。
改めまして、事件で犠牲になられた方々に追悼の意を表するとともに、心身に傷を負われた皆さまに心からお見舞いを申し上げます。
津久井やまゆり園は、多くの方の思いを受けて、この8月1日に新しい津久井やまゆり園としてスタートします。本市といたしましても、引き続き、利用者の皆さま、ご家族の皆さまに寄り添った支援に努めるとともに、利用者の皆さまが地域や周囲の皆さまの深い理解と温かな支えで、心穏やかに暮らせるよう、県や関係団体などと連携しながら、取り組みを進めてまいります。
事件を風化させることなく、障がいの有無に関わらず、本人の意思が尊重され、誰もが安全で安心して暮らせる「共にささえあい 生きる社会」の実現に向け、私自身が先頭に立ち、障がいなどに関する理解促進や、障がいのある方も地域の一員として笑顔で暮らしていくための諸施策を力強く推進してまいります。
相模原市長 本村賢太郎

■新施設の利用が始まります
▽やっと帰ってこられます
津久井やまゆり園みどり会(家族会)
会長 大月和真さん

あの痛ましい事件から5年。かけがえのない場所だった津久井やまゆり園は、施設の継続利用が難しく、建て替えられましたが、その道のりは平たんなものではありませんでした。それでもここまでこられたのは、地元の皆様をはじめとして、私たちに理解を示し、ご尽力をいただいた方々のおかげと感謝しております。津久井やまゆり園は、これからも歩みを続けますが、その真摯な活動を、十九の御霊とともに、どうか温かい目で見守っていただきますようお願い申し上げます。

■市の主な取り組み
・「共にささえあい 生きる社会」を理念に掲げた理解促進、パラスポーツの体験を通した障害者理解
・福祉研修センターでの各種研修の開催、医療的ケア児者を看護する支援者の養成
・成年後見制度の利用促進のための中核機関の設置(10月予定)、障害者差別解消に向けた研修会や事業者への啓発
・緊急時の短期入所施設の拡充、重度の障害のある人を支援する事業所の確保

問い合わせ:高齢・障害者福祉課
電話042-707-7055、FAX042-759-4395

■ともに生きる
県は共生社会の実現に向けて取り組んでいます。

問い合わせ:県共生推進本部室
電話045-210-4961、FAX045-210-8854

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   相模原市
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