■ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)って?
UCI(国際自転車競技連合)公認の自転車ロードレース大会。8日間(※)にわたり8つの都市を転戦する、日本最大級のステージレース(数日間にわたって複数のステージを走るレース)
▽2021TOJ全日程
※今年度は3日間で縮小開催
◆ポイント1 シンプルなルール
最大16チーム(1チーム選手5人)が一斉にスタートし、最初にゴールした選手1人がその日のステージの勝者となるシンプルなルール。3ステージの合計タイムが最も少ない選手が総合優勝になる
◆ポイント2 チームプレーが勝負を決める!
▽個人の成績がチームの評価に
順位が平均的なチームよりも、1人の順位が突出したチームの評価が高い
チームメンバーを表彰台に押し上げるために、時にアシストは完走を諦めることも…
▽複雑な駆け引き
アシストの選手は、体力を温存するために風からエースを守ったり、何時間にもわたるレースの途中の水分や栄養補給の手伝いをしたり、エースの自転車にトラブルが起きたときには自転車を交換したりなどさまざまなサポートをする
・平坦なところでも40km/h以上の速度、下り坂では70~80km/hの速度にもなるため、アシストは想像を絶する風圧を受ける
・アシストは一番前が最も体力を消耗するため交代で前に出る
◆ポイント3 4つのカラージャージは栄光の証し
TOJでは、総合優勝以外にステージごとの賞が設けられている。それぞれの個性を生かした強さを発揮した選手にはカラージャージが贈られ、次のステージで着用する
▽個人総合時間賞(グリーンジャージ)
ステージの合計時間が最も少ない。堂々のエース
▽ポイント賞(ブルージャージ)
各ステージで獲得したポイントが最も多い。筋肉量が多くパワーのある選手が多い
▽山岳賞(レッドジャージ)
各ステージで獲得した山岳ポイントが最も多い。小柄で耐久力のある選手が多い
▽新人賞(ホワイトジャージ)
25歳以下が対象。個人総合時間が最も少ない。将来のエース候補
栄養補給や自転車の故障などのトラブルに対応するため、サポートメンバーが車に乗り追走する
■令和2年11月認定 市ホームタウンチーム チーム右京相模原が参戦!
Team UKYO SAGAMIHARA(チーム右京相模原)
元F1ドライバーの片山右京さん(本市出身)が監督を務める自転車ロードレースチームで、緑区の藤野地区を拠点として、国内外のレースで活動。今年度は、今年開幕したJCLプロロードレースツアーなどで活躍しています。詳しくは、市ホームページなどでお知らせします。
◆メンバーに聞きました! TOJの楽しみ方
▽相模原ステージの魅力
宇賀選手:スタートが橋本公園でアクセスが良く観戦しやすい!街を走る貴重なレース
吉岡選手:オリンピックコースの一部も通り、練習でも良く走る道。特に宮ヶ瀬ダム沿いは景色も良く走っていて気持ちがいい
武山選手:アップダウンに富んだ周回コースは、非常に激しいレースが展開されると思う。宮ヶ瀬湖沿いの登り区間はレースが動く注目ポイント。ゴール付近は終盤の激走も見られ、応援しやすく見応えがあるステージ
▽走るときに考えていること
宇賀選手:宮ヶ瀬ダム入口からの登りは勝負どころ。上り切った宮ヶ瀬湖の湖畔も風が吹き荒れると勝負が決まるきっかけになるので注意して走る
小石選手:あと何km(何周)でゴールか、フィニッシュまでどうするか
▽観戦するときのポイント
横塚選手:コースと相性のいい選手が誰か、チームや選手の戦略などに注目して展開や優勝を予想しながら観戦すると面白い
武山選手:各チームが作戦を立ててぶつかり合う激しいレースは、息をするのも忘れるくらいのインパクト
石原選手:選手ごとの脚質(得意分野)に注目して見ると面白い
吉岡選手:スピード感を間近で感じてほしい。自転車が集団でやってくる「音」にも注目!
▽相模原の皆さんへ
吉岡選手:自転車ロードレースを通して地域貢献できるように頑張ります!
小山選手:相模原のチームとして頑張ります。応援よろしくお願いします!
■コロナ禍でも安全に楽しく観戦するためにコロナ対策を徹底して実施します。
・コロナ対策の徹底(マスクを必ず着用・体調不良・3密)
・一部観戦禁止エリア
・車道(コース)に体を乗り出さない
・ドローンなどの小型無人機飛行禁止
・スタッフの指示に従う
※走行距離などは「日本最大級のステージレース「国際自転車ロードレース」が相模原に! 5/29th(sat)」の記事へ
※コース・交通規制などは「2021 Tour of Japan 相模原ステージを紹介!」の記事へ
問い合わせ:市コールセンター
電話042-770-7777
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