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セクシュアリティに決まったカタチなんてない『性のありかたって、いろいろだ』(3)

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

■誰もが働きやすい職場環境を目指して
〜社内で対応マニュアルを活用〜

パーソナルアシスタント町田 相模原事業所
障害のある人の地域での暮らしを支えるため、重度訪問介護や居宅介護、相談支援事業などを行っている

▽LGBTの理解促進に先進的に取り組む市内事業者に、その内容を紹介してもらいました。
私たちの事業所では、LGBTの当事者を含んだメンバーで「LGBTスタッフ対応マニュアル」を作成し、全社員に配布するとともに、LGBTをテーマとした研修の実施や図書の貸し出しなどを行っています。また、マニュアルの内容を抜粋した「LGBTスタッフ雇用上の取組みについて」を、弊社の採用面接を受ける人や、サービスの利用者に配布することで、社外に向けても、理解を広げられるように取り組んでいます。
周囲の知識不足などで、LGBTの人は生きづらさを感じることがあります。LGBT当事者を特別扱いするのではなく、みんながストレスを感じない仕組みづくりが大切だと考えています。

▽マニュアルでこんなことを取り決めています!
・アウティング(本人の同意なくセクシュアリティを他者に暴露すること)の禁止
・基本的に、相手のセクシュアリティには触れない
・カミングアウト(本人が自分の意思で自身のセクシュアリティを他者に公表すること)を受けた場合の対応など

「本当は、マニュアルを配る必要がない社会が理想」と話す同事業所長 後藤良孝さん

■カミングアウトや相談を受けたら
カミングアウトや相談を受けたときの大事なポイントは次の3つです。
1 「話してくれてありがとう」と伝える
2 必要に応じて「何かできることはある?」などと聞いてみる
3 本人から聞いた話を、勝手にほかの人と共有しない

■市パートナーシップ宣誓制度
これまでに15組が宣誓!(2月末時点)
本市では、性的マイノリティの人の自分らしい生き方を後押しするために、令和2年4月から「相模原市パートナーシップ宣誓制度」を始めました。

▽宣誓者にはカードを交付します
お互いを人生のパートナーとして、協力し合いながら、継続的に日常の生活を共にしていくことを宣誓した性的マイノリティの人とそのパートナーに対して、「パートナーシップ宣誓書受領証カード」などを交付しています。
詳しくは、市ホームページをご覧ください

■特定非営利活動法人 SHIP
電話相談:SHIP・ほっとライン
電話045-548-3980
性別への違和感や迷いなど、セクシュアリティに関する相談
日時:毎週木曜午後7時~9時
対象:性的マイノリティの当事者の人や、自分がそうではないかと迷っている人、家族や教員など当事者と関わる周囲の人

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問い合わせ:人権・男女共同参画課
電話042-769-8205

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