新型コロナウイルス感染症の陽性者が急激に増加し、1月7日、緊急事態宣言が発出されました。治療の最前線では、医療従事者の皆さんがウイルスに立ち向かっています。使用可能な病床数の上限に迫り、綱渡りの状態。医療体制は限界に近づいています。一人一人が感染予防対策を徹底することで、医療の崩壊を防ぎ、私たちの生活を守ることにつながります。
■県内の医療体制を支える「神奈川モデル」重点医療機関
医療崩壊を防ぐため、県と地域の医療機関が連携・協力する新型コロナウイルス感染症「神奈川モデル」。市内では3つの病院が、入院が必要とされた中等症(酸素吸入が必要な状態)の患者を受け入れる重点医療機関として尽力してくださっています。今回はそのうちの一つ、北里大学病院を取材しました。
・患者の容体を確認する医師と看護師。以前に比べ急変するケースが増えており、張り詰めた状態が続く
・旧北里大学東病院。いったんは閉院したが、昨年5月から、増加する患者への対応として、新型コロナウイルス感染症の入院専用病棟として再活用している
・中等症の病棟では、医療従事者の感染リスク対策として、入院患者と医療スタッフの動線が区切られている
・相陽中学校の生徒から届けられた横幅4mほどの感謝のメッセージ
・スタッフは防護服と手袋、アイシールド、N95マスクの上にマスクという重装備で看護ケアに当たる。記者も撮影時に着用したが、動きが制限され、短時間にもかかわらずじっとりと汗がにじむ
医療現場の様子など、詳しくは「《コロナ》医療現場の「今」を聞く 続けよう感染予防」へ。
経済支援や相談窓口は「《新型コロナウイルス感染症》相談窓口・支援制度 早わかりガイド」へ
問い合わせ:感染症対策課
電話042-769-8204
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