■市内で活動している福祉団体 ~障害のある人が互いにささえあう~
障害のある人や家族などの団体と、活動をサポートするためのさまざまな取り組みの一部を紹介します。
◆れんきょう(市障害児者福祉団体連絡協議会)
3つの障害(身体・知的・精神)に関わる当事者、家族などの会を含む11の団体で構成。障害のある人が自分らしく安心して暮らせる社会の実現を目指し、市内の障害児者福祉団体が、障害の種類の枠を超えて連携しています。市民の障害に対する理解を深め、障害福祉を充実・向上するために活動しています。
▽主な活動内容
・各種フォーラムや講演会などの実施
・市障害者週間のつどいの開催
・ほかほかふれあいフェスタの開催
・情報発信サイト「さーくる」の運営
◆相身連(市身体障害者連合会)
市内身体障害者福祉の3団体が加盟。当事者団体相互の親睦と障害者福祉の向上のため、障害者作品展や障害者スポーツ大会への選手の派遣、歩行訓練会などを実施しています。
▽障害者作品展
市内の障害のある人が作製した、絵画・書道・手芸など、400点以上が並ぶ作品展です。
日時:12月4日(土)・5日(日)午前9時30分~午後4時
会場:あじさい会館6階 第1・2展示室
◆障害への理解を進める情報発信サイト「さーくる」をチェックしよう
障害への対応方法や障害者団体、イベント情報、障害者に関するマークなどを紹介しています。
■誰もが いきいきと笑顔で暮らせるために ~地域みんなでささえあう~
今回は、パラスポーツ、ボランティア、福祉施設の職員など、さまざまな立場の人から話を伺いました。「共にささえあい 生きる社会」に向けての思いや行動は人それぞれです。その中でも、私たち全員の願いや、大事にしなくてはいけないことは、共通しているのではないでしょうか。
・温かい心で、全ての人の命を大切にすること
・お互いに相手の個性を認め合うこと
・誰もが自分らしくいきいきと暮らせること
・障害がある人の生きづらさとなる壁や偏見、差別をなくすこと
▽市の主な取り組み
・「共にささえあい生きる社会」を理念に掲げた理解促進、パラスポーツの体験を通した障害者理解
・福祉研修センター(障害者支援センター松が丘園内)での各種研修の開催、医療的ケア児者を看護する支援者の養成
・成年後見制度の利用促進のための中核機関の設置、障害者差別解消に向けた研修会や事業者への啓発
・緊急時の短期入所施設の拡充、重度の障害のある人を支援する事業所の確保
誰もが幸せに、当たり前の日常を過ごすため、私たち自身がしたいこと、できることがどんなことか考えてみませんか。
■できることから始めよう ~ちょっとした思いやりでささえあう~
◆Step1 障害を正しく理解しよう
・障害は誰にでも起こり得る身近なものです。
・障害は多種多様で、同じ障害でも一律ではありません。
・外見では分からない障害もあります。
・周囲の理解や配慮があれば、自立した生活や就労など、できることが多くあります。
▽ヘルプマークを知っていますか
外見では分からない障害や難病のある人が、援助や配慮を受けやすくするためのマークです。
〔ヘルプマークを配布しています〕
対象:義足や人工関節を使用している、内部障害や難病がある、妊娠初期など、援助や配慮を必要としている人
申込書等配布場所:高齢・障害者福祉課、各高齢・障害者相談課、各保健福祉課
〔ヘルプマークを見掛けたら…〕
・バスや電車で→席を譲る
・駅や商業施設などで→困っていたら声を掛ける
・災害時は→安全に避難するための支援をする などの配慮をお願いします。
◆Step2 できる範囲で、配慮と工夫をしよう
障害のある人に対して、自分は何ができるか考えてみましょう。
・困っている人を見掛けた→「お手伝いできることはありますか」と声を掛けましょう
・視・聴覚に障害のある人は、身の危険に気付かない場合も→声掛けのほか、体に触れるなどして、危険を知らせましょう。
・「障害があるから」と決めつけない→それぞれの個性や能力を認め、活用することを一緒に考えてみましょう。
▽合理的配慮を知っていますか
障害のある人が何らかの対応を必要としている場合は、合理的配慮(※)が求められています。また、障害者差別解消法では、公的機関や企業などが、障害を理由として不当にサービスの提供を拒否・制限することなどを禁止しています。
例えば…
・視覚に障害のある人を支えて案内する
・聴覚に障害のある人に筆談で説明する
※合理的配慮とは?
障害のある人から助けを求められたときに、その人が感じるバリアーを取り除く、軽減するなどの配慮をすることです。
詳しくは広報さがみはら掲載の二次元コードから
内閣府ホームページ「合理的配慮サーチ」
問い合わせ:高齢・障害者福祉課
電話042-707-7055
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