文字サイズ

大規模土砂災害からの道路復旧の軌跡

40/40

神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

■令和元年東日本台風からの復旧・復興の取り組み
令和元年東日本台風は、市民生活に欠かすことのできない道路にも、大きな被害を及ぼしました。市では国や他自治体などからの支援を受けながら、早期復旧に向けて取り組みを進めてきました。「6月は土砂災害月間です」の災害特集とあわせて、経過を振り返ります。

◆一日も早い復旧のために
令和元年東日本台風により、津久井地域を中心に土砂崩落などの被害があった道路は約500カ所に上りました。市では、被災直後から現地調査による被害の全容把握や、土砂や倒木の撤去などに着手し、大型土のう設置など被害拡大の防止を図りながら、通行の確保を進めてきました。
被災した道路の災害復旧の取り組みとして、法面保護や防護柵設置等の工事を実施し、国道413号は、国と連携を図りながら3月27日に、県道64号は、4月24日に通行止めの解除を行い、これにより主要な幹線道路(国・県道)の通行止めは解除されました。
引き続き、市道なども含めた災害復旧工事の早期完成に向けて、取り組んでいきます。
・職員による現地調査
・大型土のうやブルーシートによる応急復旧

▽国道413号(道志みち)
〔緑区青根〕
・道路沿いの斜面から土砂や倒木が流出

・法面をコンクリートで覆い本復旧完了

▽県道64号
〔緑区青野原〕
・道路沿いの斜面から土砂が流出し電柱が倒壊

・ガードレールおよび防護柵を設置し、応急復旧にて通行を確保

◆国と連携した取り組み〜いち早く駆けつけるTEC-FORCE〜
今回の台風被害では、国土交通省の「TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)」による被災箇所の現地調査や復旧工事に対する技術的な助言、国道413号については国の直轄権限代行による復旧工事の支援などを受け、国と連携し迅速な災害復旧の取り組みを行っています。

※TEC-FORCEとは
大規模自然災害が発生したとき、被災地の早期復旧に対する技術的な支援を行うために組織されるチーム。国土交通省の地方整備局等の職員で構成される。

▽国道413号(道志みち)
〔緑区青根〕
・沢からの土石流により道路崩落

・盛土工事により本復旧完了

問い合わせ:道路計画課
電話042-769-8374

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル2階
   相模原市
〒252-5277 神奈川県相模原市中央区中央2-11-15

相模原市より市民のみなさまへ大切な情報をいち早くお届けします マイ広報さがみはら

MENU