〜5月は九都県市一斉自転車マナーアップ強化月間〜
中央区は、自転車に関係する交通事故の割合が高い地域として、5月1日に県交通安全対策協議会から10年連続で「自転車交通事故多発地域」に指定されました。
誰でも手軽に乗れる便利な乗り物だからこそ、自転車の正しい運転知識を身に付け、安全に利用しましょう。
■次の例はすべて禁止です!
▽傘差し運転
「カッパ着るなんてダサいから、傘差しちゃお!」
バランスが取りづらく、視界も悪くなります。
また、片手運転では、とっさのときにブレーキをかけてもすぐには止まれません。
▽並進
「二人で並んで走った方が楽しいじゃん!」
自動車や歩行者の通行の妨げになったり、接触の原因となったりします。
また、会話に集中してしまうと危険に気付くことができません。
▽一時不停止
「危なかったらブレーキをかければいいし、止まらなくても大丈夫でしょ!」
自動車や歩行者と衝突する原因となります。
区内の交通事故の約8割が交差点や交差点付近で起きています。
▽二人乗り
「途中まで乗せてってー!」
重心が不安定となり、バランスも取りづらくなります(幼児用座席が装着された自転車を除く)。
▽右側通行
「右側走ったほうが近いんだよねー! 左に渡るの面倒くさいよー!」
自転車は車両のため、原則として車道通行・左側通行がルールです。
右側通行で交差点に進入すると、交差する車からの発見が遅れます。
▽ながら運転
「人もいないし平気平気!」
運転中のスマートフォンやイヤホンなどの使用は、注意力が散漫となって、周囲の様子の確認がおろそかになり、大きな事故の原因となります。
■保険、入ってますか?
近年、自転車と歩行者の交通事故で、自転車側に高額な損害賠償が求められる事例が発生しています。
市内で自転車を利用する場合、自転車損害賠償保険への加入が義務付けられています。保険は自転車安全整備店などで加入できるほか、火災保険などに特約として付帯している場合もあります。
■盗難にも注意!
2019年中に中央区内では465件の自転車盗難が発生し、施錠していない自転車の被害が特に多くなっています。
少しでも自転車から離れるときはもちろん、自宅敷地内でも必ず施錠し、盗難被害に遭わないようにしましょう。
また、盗難防止のため、防犯登録をしましょう。
■片山右京さんから
区民の皆さんへワンポイントアドバイス!
元F1ドライバー・市終身名誉観光親善大使 片山右京さん
さまざまなレジャーや文化に触れることのできる相模原市は、市外からもたくさんの方々が自転車やバイクなどで訪れています。
ですが、せっかくの楽しいサイクリングも事故やトラブルに遭ってしまうと台無しになってしまいます。
ヘルメットやライトなどを装備し、しっかりと整備された自転車で、気持ちに余裕を持って乗ることでトラブルを避けられると思います。
自転車と自動車がお互いをリスペクトして走ることで、事故の無い安全な相模原をみんなで作っていきましょう。
問い合わせ:中央区役所地域振興課
電話042-769-9801
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