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《みどり区版》“かるた”で地元の魅力再発見!

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

郷土の自然や歴史、文化を遊びながら学ぶことができる郷土かるた。今年の年末年始は郷土かるたで「たのしく」「かしこく」過ごしてみませんか。
今回は、緑区で作られた橋本・相原・藤野の3つの郷土かるたについて、とっておきの1枚とともに魅力をご紹介します。

■はしもと「橋本郷土カルタ」(2006年作)
▽「住んで良かった橋本」を願って
都市化が急速に進む橋本の歴史や昔からのいい伝えを、忘れないでほしいという思いから作成しました。絵札は画家の野口優子さんが描き、読み札の裏面には詳しい解説を総ルビ付きで記載しています。
小学校への出前授業、歴史散歩、カルタ大会などで子どもから大人まで楽しく歴史を学べる機会を提供しています。ふるさと橋本への愛着心の一助となれば幸いです。
かるたがある場所:橋本図書館
作成団体:橋本の歴史を知る会(現在の団体名)

▽とっておきの1枚は“え”!
橋本の歴史を知る会
会長 金山勝郎さん
「駅の碑に先人達の夢偲ぶ」
橋本に横浜鉄道の駅ができたのは1908年です。当初は駅設置の予定はなく、当時の村長や地元の有力者たちが懸命に働きかけ、橋本駅ができました。現在のにぎわいは先人たちの努力の結果です。

■あいはら「相原の歴史いろはかるた」(2011年作)
▽教育として使えるかるたを目指して
絵札の裏面には大人用に詳しい解説を、読み札の裏面には子どもも分かるやさしい解説を記載しています。
また、絵札には写真を使い、より正確な情報を伝えられるようにしたので、小・中・義務教育学校や高齢者学級で、教材として使うことができるかるたとなっています。
かるたがある場所:相原公民館
作成団体:相原の歴史をさぐる会

▽とっておきの1枚は“と”!
相原の歴史をさぐる会
会長 戸塚厚生さん
「灯明を護り続けて秋葉燈」
火の用心を願い地域の人が毎日当番制でお灯明をあげている秋葉燈籠。
お灯明をあげた後は、順番が書かれている「順番指名板」を次の人に渡すことで、現在でも絶えずともり続けています。

■ふじの「藤野郷土かるた」(2020年作)
▽「芸術の村」らしさを詰め込んで、みんなで作ったかるた
絵札と読み札は、藤野在住・在勤・在学の皆さんが考えた作品の中から、44作品を選びました。そのため、絵札にはさまざまな画風があり、藤野の歴史や伝統を知ることができるのが、このかるたの特徴となっています。
また、絵札の裏面には、絵本作家の西村繁男さんのイラストが描かれていて、ジグソーパズルのようにすべての絵札を組み合わせると、1枚のデザイン図が出来上がります。
かるたがある場所:藤野地区内の公民館と小・中学校
作成団体:藤野郷土かるたをつくる会

▽とっておきの1枚は“む”!
藤野郷土かるたをつくる会
会長 宮野由紀江さん
「村歌舞伎きょうの主役はおとなりさん」
明治時代から藤野で行われてきた村歌舞伎。現在でも、約50人の老若男女が稽古に励み、定期的に公演を開催しています。普段は別の職業に就いているご近所さんや友人が役者や舞台の製作に関わっていることから、今でも地元の人たちに浸透しています。
※今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により公演は中止

問い合わせ:緑区役所区政策課
電話042-775-8802

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