■指定都市とは?
政令指定都市とも呼ばれ、都道府県の事務・権限の一部を移譲することで、大都市のサービス向上や行政運営の効率化を図る制度。全国で人口がおおむね70万人以上の20市が指定を受けており、本市は戦後生まれでは唯一の指定都市です。
指定都市になって、約1,100件の事務・権限が県から移譲されたほか、3つの行政区(緑・中央・南区)が誕生したことで、より身近な市民サービスの提供や区の特性を生かしたまちづくりが進んでいます。
■一つの「輪」になって
相模原市長 本村賢太郎
本年4月に指定都市移行10周年を迎えた相模原市は、首都圏に位置しながら自然環境にも恵まれ、都市と自然のバランスが取れたまちです。また、将来を期待できる高いポテンシャルにあふれており、多くの方にこのような魅力をぜひとも知っていただきたいと考えています。
こうした中、市民の皆さんには、令和元年東日本台風において、被災当初からボランティアや義援金等に率先して参加いただきました。また、新型コロナウイルス感染症対応においては、新しい生活様式を実践する中で、医療従事者などの方々の献身的な取り組みへの支援をいただいております。
このように、困難な状況にあっても、市民の皆さんと一体となって「オール相模原」で取り組み、乗り越えていくことで、まちへの愛着がいっそう高まり、シビックプライドの醸成につながるものと考えております。
今後も、ポストコロナ時代を見据え、市民の皆さんとの対話を大切にしながら、持続可能な社会の実現に向けたSDGsの推進、シビックプライドの醸成、人権尊重のまちづくりとともに、指定都市のメリットを生かして、さらなる市民サービスの向上や環境問題、防災対策などの広域的課題に取り組んでまいります。
市民の皆さんと一つの「輪」となって、誰もが安全に安心して幸せに暮らせる社会を実現し、次代へ希望のたすきをつなげていきましょう。
問い合わせ:広域行政課
電話042-769-8248
■もっとみんなが誇れるまちへ
皆さんが持つ市への誇りや愛着を育んでいくため、令和3年度の制定を目指して「(仮称)シビックプライド条例」づくりを進めています。「相模原が好き!」「相模原に住み続けたい!」「相模原に遊びに行きたい!」「相模原を応援したい!」たくさんの人にそう思ってもらえるまちを目指して、取り組みを進めています。
条例づくりの参考にするため、9月に市内各所で皆さんの意見を聞きました。
・子どもが遊べる場所がたくさんあってすごく楽しいまち
・魅力的な建物や行事を増やしてほしいな。もっとすてきなまちになりますように!
・これからも、みどり豊かなまちでいてほしいな
・交通の便をもっと良くしてほしい
・20~30代の若者が交流できる場がほしい
そして未来へ…
▽今年度から始まった主な取り組み
・4月 パートナーシップ宣誓制度開始
・7月 SDGs未来都市に選定
・9月 さがみはら気候非常事態宣言を表明
これからも、市はさまざまな取り組みを進めていきます!
問い合わせ:観光・シティプロモーション課
電話042-707-7045
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