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さがみの風っ子は宇宙科学者になった

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

「はやぶさ2」の管制チームを統括している津田さんは、小さい頃から市内に住んでいます。子どもの頃のこと、「はやぶさ2」のこと、プロジェクトマネージャの役割などについて聞いてみました。

JAXA宇宙科学研究所
はやぶさ2プロジェクトマネージャ
津田雄一准教授(相模台小学校・相模台中学校卒業)

◆子どもの頃のこと
3歳頃からずっと相模原市に住んでいて、子どもの頃は、相模原麻溝公園によく遊びに行きました。モノづくりや乗り物が好きな少年でしたが、宇宙に興味を持ったきっかけは、小学校2年生のときにアメリカで見たスペースシャトルの発射台。ドでかい発射台や、ロケット組み立ての現場に圧倒されました。こんな大きなものをどうやって造るの?どれだけ力を合わせてやっているの?と思ったのを覚えています。

◆「はやぶさ2」のこと
「はやぶさ2」の制御は、高度2万mを飛んでいる旅客機から、野球場のマウンドめがけてボールを落とすようなもの。旅客機も動いていて、地球も回っているので、大変難しい挑戦です。

◆チームのこと
「はやぶさ2」のつくりは複雑で、すべてを一人で把握できません。チームワークが重要です。メンバーがベストな力を発揮できるようにするため、チームのコミュニケーションが円滑になるよう心掛けることも僕の仕事です。

◆「はやぶさ2」のミッションが終わったら?
もっとすごい探査機を造りたい!「はやぶさ2」が成功したとしても、まだ宿題があるはずで、「もっとこんなことができるんじゃないか」とさらに考えて、「はやぶさ2」を超えるミッションに挑戦したいです。

◆「はやぶさの日」記念 原晋×川口淳一郎 特別対談
スポーツと宇宙科学、分野の垣根を越えた対談です。また、対談の前に川口さんによる30分の講話があります。
日時:6月9日(日)午後7時~9時
会場:杜のホールはしもと
定員:500人(申込順)
申し込み:5月20日~6月5日に、電話で市コールセンターへ
電話042-770-7777

・原 晋さん
青山学院大学 地球社会共生学部 教授
陸上競技部監督

・川口淳一郎さん
元はやぶさプロジェクトマネージャ

◆今年の4大ミッション
2月22日 小惑星リュウグウへのタッチダウンに成功
4月5日 人工クレーター形成の実験に成功
5月下旬〜 クレーターへのタッチダウン(予定)
11〜12月 地球への帰還に向けて、リュウグウを出発(予定)

問い合わせ:シティセールス・親善交流課
電話042-707-7045

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