【質問】本年7月に催される県立津久井やまゆり園の事件の追悼式に本市はどのように関わるのか。また、追悼について市独自の考えは。
【回答】追悼式は、神奈川県、本市及び社会福祉法人かながわ共同会の三者で主催し、本市は会場を提供する。ご遺族や多くの関係者の皆様と、事件で亡くなられた方々を追悼するとともに、このような事件が二度と繰り返されることのないよう、障害を理由とした差別や偏見のない共生社会の実現に向けた強い決意を表したいと考えている。
【質問】県立津久井やまゆり園の入所者へのケアについて、本市はどのように関わっていくのか。
【回答】本市から県立津久井やまゆり園に入所されていた方については、55名が「芹が谷園舎」で、8名が県内の他の施設で暮らしている。本市としては、職員が「芹が谷園舎」を訪問し、移転後の入所者の状況等について確認した。今後とも、入所者一人ひとりの施設での様子や支援の状況を把握する等、入所者や家族の皆様へ寄り添った支援に努めていきたい。
【質問】障害者が安全で安心して暮らせる共生社会の実現に向けた取り組みは、引き続き充実を図り、実施していく必要がある。障害や障害者の理解を深める、また、障害者に対する偏見や差別解消に向けた本年度の具体的な取り組みは。
【回答】本年度においては、障害への理解促進に関するホームページの運営や「障害者週間のつどい」を開催する等、既存の事業の充実を図るとともに、障害者施設従事者向け研修の実施やヘルプマークの作成・配布等を行っていきたい。さらに、第2期相模原市障害者福祉計画の改定に合わせ、障害福祉団体等からのご意見を伺いながら、市民に親しみやすいキャッチフレーズを策定し、広く市民の皆様に発信をしていきたい。