環境経済委員会(定数9人)
○平成28年10月25日、26日
○秋田県能代市
10月25日には、木材を多用した学校施設整備、森林バイオマス活用施設整備について視察を行いました。能代市では、木材産業が市の基幹産業の一つとなって栄えてきたことから、「木都」にふさわしいまちづくりを進めるため、木材産業への波及効果、木のぬくもりと安らぎある快適な居住環境を創造しようとの考えから、学校に代表される公共施設整備に当たっては、可能な限り木造・木質化での建設整備を行うことを基本としています。また、能代木質バイオマス発電所の整備により、廃材の資源としての活用や、各事業所の焼却炉再整備・更新の設備投資費の節約、地元雇用の拡大等を行っています。説明を受けた後、学習机等への地場産秋田杉の活用や、木材を多用した上での耐震・耐火性、バイオマス発電所のランニングコストや採算性について質疑がなされ、二ツ井小学校や能代バイオマス発電所の様子などを見学させていただきました。
10月26日には、銀河連邦を通じた商業観光振興について視察を行いました。説明を受けた後、再使用ロケットの観光への活用等について質疑がなされ、能代ロケット実験場の様子などを見学させていただきました。
市議会には、5つの常任委員会があり、それぞれの所管する部局に関する議案等を審査しています。
各常任委員会の委員が、所管する事項に関する見識を深めるため、先進都市等を訪れて実施した行政視察の概要について、報告します。
各常任委員会では、これらの視察内容を参考として、今後の審査等に活用していきます。