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【Q】
プランに基づくこれまでの取組の効果は。
【市長】
既存の公共施設等の見直しや扶助費を始めとした社会保障施策の見直し、暮らし潤いさがみはら寄附金の返戻品の拡充などの取組を進めるとともに、市税収入が堅調に推移する中で、まちづくり事業や公共施設長寿命化事業などに必要な財源の一部を基金に積み立てることもできた。
【Q】
期間を前倒しして令和6年度末でプランを終了する理由は。
【市長】
財政健全化の目標の早期達成が見込める状況となったことから、持続可能な行財政運営を継続するための取組を引き続き実施することを前提に、前倒しして終了することとした。
【Q】
毎年の予算編成の中で歳出超過の解消を実現する手法は。
【市長】
市税収入や国庫補助金の確保、有利な財政措置のある市債発行等により財源をしっかりと確保するとともに、事業のこれまでの執行状況等を踏まえ、精査を行うことで解消していく。
【Q】
プランの終了に伴う、今後の予算編成における考え方は。
【市長】
プランの趣旨を包含した都市経営戦略(※7)の方向性を踏まえながら、特に重点的に力を入れる少子化・雇用促進・中山間地域の対策や、本市の個性を生かす子育て・教育・まちづくりの分野など、必要な施策の実施に向けた予算を確保していく。
《用語解説》
※7 都市経営戦略
(仮称) さがみはら都市経営戦略のこと。市総合計画の基本構想で描く本市の将来像の実現に向けて都市経営の基本戦略を掲げるもので、令和7年度中の策定が予定されている。