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【Q】
多頭飼育等の届出義務を規定することへの思いは。
【市長】
近年、多頭飼育崩壊などの様々な問題により、動物や飼い主のみならず、周辺の生活環境へも影響を及ぼしている。今回の条例改正により、ペットの適正飼養を促すことに繋がり、人と動物との共生社会の実現に寄与するものと考えている。
【Q】
届出制度の導入により期待される効果は。
【市長】
飼い主への早期の指導が可能になり、意図しない繁殖による行き場のない犬猫が減るとともに、異臭や鳴き声等による周辺住民への影響を抑制する効果があるものと考えている。
【Q】
今後必要となる動物愛護センター機能の検討状況は。
【市長】
多頭飼育問題に適切に対応するためには、安定的な犬猫の収容や譲渡促進、そして動物愛護精神の醸成等の取組を一貫して行う必要があることから、その拠点となる動物愛護センターについて、令和7年度中を目途に基本構想を策定していく。
《用語解説》
※8 条例
相模原市動物の愛護及び管理に関する条例のこと。