一般会計3,415億円(過去最大規模)
◇一般会計予算の構成
■予算特別委員会分科会の審査
令和6年度の予算について審査するため、全議員による予算特別委員会が2月22日に設置され、大槻和弘委員が委員長に、関根雅吾郎委員が副委員長に選出されました。予算特別委員会に付託された予算案は、5つの分科会で詳細な審査が行われました。ここでは、分科会でのチェック事項の一部を紹介します。
◯〈総務〉市制施行70周年記念事業【予算額 1,900万円】
[事業概要]
市制施行70周年を皆で祝うことでシビックプライドの醸成を図るとともに、認知度向上や関係・交流人口の増加、転入促進に寄与する機会とするため、記念式典等を通じて本市の魅力を市内外に発信する。
[チェック!]
・想定している記念事業の具体的な内容は。
・より多くの市民に参加していただけるよう、すでに実績のある「さがみはらフェスタ」と合同で開催する考えは。
・広報活動における市の認知度向上等のための取組方針は。
◯〈民生〉訪問型オンライン診療事業【予算額 298万円】
[事業概要]
在宅医療の充実を目的に、車両を用いた訪問型オンライン診療の実証事業を行う。
[チェック!]
・中山間地域で導入する目的と事業内容は。
・中山間地域を盛り上げる「地域おこし協力隊」との連携は。
・実証事業終了後の事業展開は。
◯〈市民環境経済〉防犯交通安全対策事業【予算額 4,246万円】
[事業概要]
交通安全及び防犯についての意識の高揚を図るため、防犯講習会等の開催のほか、SNSや各イベントにおける交通安全等に関する意識の普及・啓発等に取り組む。また、自転車用ヘルメットの着用を促進するため、ヘルメットの購入費を補助する。
[チェック!]
・自転車用ヘルメットの着用率が低い要因は。
・ヘルメット購入費補助の対象者や申請開始の時期は。
・自転車の安全運転の実践に繋がる取組の進捗状況は。
◯〈建設〉乗合タクシー等運行事業【予算額 4,301万円】
[事業概要]
中山間地域の交通不便地域等における生活交通を確保するため、乗合タクシーやデマンドタクシーを運行するとともに、内郷地区と吉野・与瀬地区では、自宅での乗り降りを可能とする実証実験を行う。また、旧市域への導入可能性について相模台地区で実証実験を行う。
[チェック!]
・自宅付近に新たな乗降場所を設定するドア・ツー・ドア輸送の実証実験が内郷地区で実施される経緯や背景は。
・旧市域において、乗合タクシーの実証実験を行う地区を拡大する考えは。
◯〈こども文教〉空調設備整備事業【予算額 3億3,250万円】
[事業概要]
近年の気象状況を踏まえ、熱中症対策等の教育環境の改善や災害時の避難所の機能向上等を図るため、学校体育館(6校)へ空調設備を整備するとともに、今後の学校体育館への効果的・効率的な空調設備の整備に向けた調査等を実施する。
[チェック!]
・令和5年度までの整備の状況と今後の整備予定は。
・各まちづくり区域における設置対象校の選定方法は。
・環境や教育に配慮したエアコン使用とするための基準は。