記事を読み上げる
【Q】
行財政構造改革が必要となった要因の分析は。
【市長】
扶助費は近年増加傾向にあり、投資的経費は他の指定都市と比較して極めて少ない状況である。3年間を基本とした「財政推計」を作成してきたが、行財政運営の中長期的な視点や収支均衡の視点が欠けており、現在の財政状況に至った。
【Q】
パブリックコメントに寄せられた意見の傾向は。
【市長】
意見募集期間の前半までに提出されたものの中では、「既存の公共施設等の見直し」に関するものが多く、特に、銀河アリーナに関する意見が多い傾向にある。
【Q】
改革プランに関する決議(※3)の受け止めや今後の進め方は。
【市長】
改革プランの取組を着実に進めていくため、必要性を市民や議会と共有するとともに、理解と協力をいただくことが重要であると考えている。決議は大変重要なものであると捉えており、十分な情報提供や丁寧な説明に努めていきたい。
《用語解説》
※3 改革プランに関する決議
2月15日可決の「相模原市行財政構造改革プランに関する決議」。市民意見に真摯に向き合い、多くの市民が納得のいく改革プランとして策定すること等の実現を議会として強く求めるもの