
令和7年度の予算について審査するため、全議員による予算特別委員会が2月27日に設置され、阿部善博委員が委員長に、石川達委員が副委員長に選出されました。予算特別委員会に付託された予算案は、5つの分科会で詳細な審査が行われました。ここでは、分科会でのチェック事項の一部を紹介します。
■総務 人材育成事業費
予算額 1,764万円
○事業概要
「市人材育成基本方針」に基づき、職員を育成するための研修を実施する。新たな研修として、新規採用職員を対象とした宿泊研修や、特定の階層に対するマネジメント力等を向上させるための通年研修を実施する。
○チェック
・宿泊研修を実施する理由とその内容は。
・マネジメント力等を高める研修の内容や対象者は。
■民生 ガイドヘルプサービス給付費等
予算額 6億7,129万円
○事業概要
屋外での移動に困難がある障害児者について、地域での自立生活及び社会参加を促すため、外出のための支援としてヘルパー利用の費用を給付する。
○チェック
・試行的に実施する障害児の通学支援について、対象となる児童生徒や通学時の移動手段は。
・利用者等への周知の状況や利用の流れは。
■市民環境経済 子育て応援公園改修事業
予算額 4億5,247万円
○事業概要
子育て世代のニーズへ対応するため、魅力的で安全・安心に遊べる「子育て応援公園」として淵野辺公園及び相模大野中央公園の改修・更新を実施する。また、相模原麻溝公園へのロング滑り台設置に向けた測量・設計等を実施する。
○チェック
・淵野辺公園に設置するふわふわドームの安全性の確保は。
・ロング滑り台を設置するに至った経緯と費用対効果は。
■建設 避難場所等整備事業
予算額 5,391万円
○事業概要
災害に備えて、防災施設や設備を整備し、維持管理を行う。令和6年1月の能登半島地震の被災地において、断水が長期化し、生活用水の確保が課題となったことから、避難所となる施設等に災害用井戸を設置する。
○チェック
・災害用井戸を設置する場所やスケジュールの想定は。
・市民が災害用井戸を安全に使用することができるための取組は。
■こども文教 フリースクール等利用児童・生徒支援事業
予算額 3,600万円
○事業概要
不登校児童生徒を社会全体で支え、重層的な支援を促進するため、不登校児童生徒の学校外での居場所・学びの場を確保できるよう、フリースクール等に通所するための費用を支援し、保護者の負担軽減を図る。
○チェック
・補助額や想定利用人数の積算根拠は。
・フリースクールを運営する団体への支援は。
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