◆東京五輪・さがみはらプロジェクト推進事業として専管組織を立ち上げたことや、シティプロモーション、国際交流事業等、国際化の面において取り組みが強化されることを評価する。東京五輪以降も多くの外国人が訪れるよう施策の継続を求める。
◆貧困家庭にあっても学びたいという子どもの願いをかなえるため、高校生向けに給付型の奨学金制度を創設したことを高く評価する。継続的な運営を願う。
◆高齢者福祉政策は、これまで以上に介護予防、認知症予防の取り組み強化を求める。一方、介護人材の確保、定着が大きな課題となっており、介護職員の処遇改善や働きやすい環境づくりについて、積極的に取り組むよう求める。若い世代がやりがいをもてる介護現場になるよう総合的な支援を求める。
◆現在、新卒の学生は売り手市場といわれており、リクルートに弱い中小企業には人が集まらない。市内の中小企業においても人手不足という声が後を絶たず、人材確保についても更なる支援を求める。
◆教育予算は未来への先行投資である。今後の本市を担う子どもたちが良い環境で学べるようにすることは、我々大人の責務である。これまで進めてきた学校の空調設備は早期に全校完備されるよう引き続き努力を求める。また、子どもを取り巻く環境変化や課題解決のため、スクールソーシャルワーカーの増員が図られること、さらに、中学校に加え全小学校に校務支援システムを導入することを高く評価する。今後は教員の多忙化解消に効果が表れるよう、現場の声を聴きながら進めて欲しい。
◆相模総合補給廠の一部返還に伴い、南北道路に加え、東西道路も３月26日から供用が開始される。一歩ずつ課題が解決していることは、市民・行政・関係団体が一体となった取り組みの成果として高く評価したい。今後も基地の縮小と全面返還を求めたい。